音楽とalbosのある生活。
「HOTEL DRUGS’ SELF CARE」編

“always by our side（いつも私たちのそばに）”をコンセプトに、Canonから生まれたスポットライト型スピーカー「albos Light＆Speaker」。
360°全方位から体感できるクリアなサウンドと様々な角度から対象を照らせるライトにより、日常に彩りを加えてくれる。今回は、東京は渋谷区富ヶ谷にて健康的なモーニングを楽しめる「HOTEL DRUGS’ SELF CARE（ホテル ドラッグス セルフケア）」をフィーチャー。空間作りや音楽へのこだわりから、「albos」の魅力について話を聞いた。別記事では、同店について深く掘り下げた記事もあるので、そちらも併せて是非チェックしてみて欲しい。

原宿の奥地、明治神宮外苑近くにあるコーヒーショップ「HOTEL DRUGS」。その新店として、2023年にオープンしたのが「HOTEL DRUGS’ SELF CARE」だ。ここはオーナーのナタリーさんが自身の出産を機に、コーヒーだけではなく、子供が安心して食べることができるかつ自分たちも食べたいフードメニューがあるお店を作りたいという思いから生まれた。目指したのは、自分にフォーカスして“セルフケア”できる場所。お客さまはもちろん、旦那さんとお店に立つナタリーさん自身もセルフケアできるお店作りを意識した。お店があるのは、渋谷区という都心でありながら、ゆったりとした時間が流れる富ヶ谷エリア。SNSへ写真を載せるために訪れるのではなく、この場所と時間を楽しむために来てほしいという思いから、住所は非公開にしている。

そんなナタリーさんのパーソナルな思いと優しさは、「HOTEL DRUGS’ SELF CARE」の空間作りにもしっかりと反映されている。「自分の子供もそうですけど、近所の子供たちなどにも来てもらう想定だったので、楽しいとか明るい気分になれる雰囲気の場所にしています。それでいて私の旦那含む大人たちがいても違和感のないようなバランスを考えました」。ただポップなだけでなく、よく見ると椅子などのインテリアは角が丸みを帯びていたり、子供への配慮が随所に見られる。店内の壁に、子供たちが描いた絵が貼られているところも微笑ましい。

その空間作りへのこだわりは、店内のBGM選びともリンクする。「心地の良いワクワクするような音楽を中心に選んで、日々変えています。ヒップホップをガンガン流すとかでもないし、眠くなるようなチルな曲もあまりかけない。気分がちょっと弾んで楽しい曲を選ぶことが多いかな」。元々クラブなどでダンサーをしていた経歴を持つナタリーさん。大きな音で音楽を楽しむのももちろん良いけど、今は子供ができて音楽の楽しみ方や嗜好も少し変わり、求めるのは低音が強過ぎるスピーカーより聴き疲れしないクリアなもの。「albos」はそんな彼女の要望にも答えてくれる。

「普段お店の裏で事務作業をすることも多いんです。そういった集中したいときなどに、横に置いておきたいなと思える優しさのあるスピーカーだと思いました。音があまりガチャガチャしていると気になってしまうけど、albosは優しい気持ちになれる音の出方だと思いました。ライトも実際に使うまでは、付いてなくても良いかと思っていたのですが、やっぱりあると手元を明るくできたり、何かと便利ですね。家だったら、子供が寝る前に音楽を聴きたいと言われたりするので、ベッドルームで使いたいかな。あと、ラジオを垂れ流しにするときなどにも合いそうですね」。

一見スピーカーには見えないようなデザインもalbosの大きな魅力の一つ。「必要最低限で、どこに置いていても嫌な感じがしないのも良いですね。角ばってないところもウチの店の雰囲気に合ってるかな」とナタリーさん。実際に店内に置いていたら、お客さまから「何これスピーカーなの？」と驚きの反応もあったという。

いつでもあなたの側にあり、優しい気持ちにしてくれるもの。ナタリーさんが今お店作りで大切にしている価値観とalbosには通じるものがあるような気がした。そんな「albos」本体は「HOTEL DRUGS’ SELF CARE」に併せて、外苑前の方の「HOTEL DRUGS」でも期間限定の展示も実施予定。是非コーヒーを飲みに行く際にチェックしてみて欲しい。

※HOTEL DRUGS’ SELF CARE / HOTEL DRUGSでは2024年8月23日（金）〜9月22日（日）の期間限定で「albos」を展示中。

PHOTO：Yuko Yasukawa
TEXT：Sota Nagashima