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沖縄写真タイフーン<北から南から>連動 平良 信実写真展「family pictorial book」

公開日:2023年8月9日

最終更新日:2023年10月8日

本展は、毎年沖縄で開催される写真プロジェクト「沖縄写真タイフーン<北から南から>」の連動写真展で、沖縄県出身の写真家・平良信実氏による写真展です。
コロナ禍で生活が一変し、不安や焦りを感じるようになった氏は、家にいる時間が増えたことから、これまで意識していなかった身の回りのモノに着目して撮影するようになりました。衣服や家具、祖父が弾いていた三線など、家にあるモノを撮影することで自分自身を見つめ直しました。沖縄での生活の中で、家族との思い出やありふれた日常の記憶を残すために撮影した作品を約40点展示します。
展示作品は、すべてキヤノンのプリンター「PRO-G1」でプリントし展示します。

開催日程 会場
2023年8月9日(水)~9月19日(火)
10時~17時30分
  • 日曜・祝日休館
  • 夏季休館:8月13日(日)~8月20日(日)
キヤノンオープンギャラリー1(品川)

作家メッセージ

11年ぶりに沖縄へ戻って住み始め、ちょうど生活が落ち着いた頃世の中はコロナになった。

家にいる事が増え、生活が変わり、感じたことのない不安や焦りが出てきた。
普段意識することがない身の回りのモノを意識して撮る様になり、
身近なモノを撮って自分を再確認した。

そんな中、次々と親族が亡くなった。
床の間に飾られた三線。
朝からオジーが床の間で弾いていたことを思い出す。
心地よい三線の音でよく目が覚めた。忘れたくない当たり前の日常の中の大事な記憶が次々に蘇る。

持ち主を無くしたモノはどこに行くか分からないモノばかり。
身近にあるモノから浮かぶ人の記憶を残したくて撮影した。

作家プロフィール

平良 信実(たいら ことみ)

1988年
沖縄県生まれ
2007年
県外に移り住む
2018年
沖縄に戻る

著作権について

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