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仲井 裕一 写真展「会遇 -駅-」

公開日:2024年1月24日

本展は、写真家・仲井裕一氏による写真展です。
出版社に勤務する氏は、雑誌『新幹線EX(エクスプローラ)』の編集や撮影・執筆を仕事にする傍ら、写真家としても精力的に作品制作に取り組んできました。
氏は日本各地の駅を巡り、列車を待つ間に、これから電車に乗る人や誰かを迎えに来ている人などそこで出会った人と会話し、その相手を撮影してきました。本展では、友人とお揃いのワンピースを着て駅から見える景色を眺めに来ていた少女たちや、10年越しに四国八十八ヶ所の巡礼を終えたばかりの人など、偶然巡り合った人々の心情や駅の美しい情景を捉えた作品を36点展示します。
また展示作品は、すべて最新のキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。

開催日程 会場
2024年3月7日(木)~4月9日(火)
10時~17時30分
  • 日曜・祝日休館
キヤノンオープンギャラリー1(品川)

トークイベントのご案内

日時
2024年3月9日(土)17時45分~18時45分
会場
CANON INNOVATION LAB WITH(キヤノンオープンギャラリー1手前)
(住所:東京都港区港2-16-6 キヤノン S タワー 2F)
登壇者
写真家 仲井裕一氏
写真家 大橋史明氏
内容
展示作品の解説や写真展には展示されなかったアザーカットについて語ります
申込
下記のボタンよりお申込みください
定員
35名(先着申込順・参加無料)

メッセージ

日本には9000ほど現役の駅があります。どの駅も、その街のシンボルとして、その地に住む人々や訪れる人々をあたたかく迎え入れています。鉄道を利用する人だけでなく、誰かを迎えに来る人、散歩の休憩で駅舎のベンチに腰掛ける人、そんなさまざまな人が集まる場所です。
そして、駅は私に出会いの大切さを教えてくれた存在でもあります。ときには彼女のためにテーブルを列車で運ぶ男性、ときには10年越しに四国八十八ヶ所の巡礼を終えたばかりの人…さまざまな出会いがありました。列車が来るまでの数分間、出会った人と会話をして写真を撮ることで、その地の空気が体の隅々まで行き渡るようにも思います。そんな駅の魅力、出会いの大切さを、この作品を通して多くのみなさんと共有できればと思っています。

作家プロフィール

仲井 裕一(なかい ゆういち)

1995(平成7)年、大阪府生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、都内の撮影スタジオでアシスタントを経験。また、鉄道カメラマンとして鉄道会社のカレンダーや趣味誌の撮影を行う。2022年より、イカロス出版株式会社に勤務し、おもに「新幹線EX(エクスプローラ)」やムックの編集業務のほか、撮影・執筆を担当する。その傍ら、写真家として精力的に作品制作に取り組んでいる。

著作権について

当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
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