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九州産業大学 芸術学部 写真・映像メディア学科 写真専攻 卒業制作 選抜展

公開日:2022年2月25日

最終更新日:2023年10月8日

本展は、九州産業大学 芸術学部 写真・映像メディア学科 写真専攻を今年の3月に卒業する学生の卒業制作より選抜された3名による展示です。
めぐり合った同性の恋人との歳月を描いた「有り触れていること」、9万年前の大噴火により阿蘇山から流れ出た火砕流によって形づくられた地層をたどった「濱から濱へ」、技能実習生として来日したベトナムの若者たちとの交流をつづった「ここにいる」、の3作品計48点を展示いたします。
作品はすべて、キヤノンのプリンター「imagePROGRAF iPF9400」で出展学生自身がプリントし、展示します。

開催日程 会場
2022年2月25日(金)~3月11日(金)
※ 来場される際はご来場のお客さまへのお願いをご確認ください。
10時~17時30分
  • 日曜・祝日休館
キヤノンオープンギャラリー2(品川)
スクロールできます

出展学生

福地鈴奈 「有り触れていること」
1999年福岡県生まれ。在学中には主に日常を撮ることに重きを置き、自分の身近な存在である家族や恋人などを撮影してきた。3回ほど行われたゼミナール展では、母や祖父母を撮影し家族をテーマに作品を制作した。

木下史雄 「濱から濱へ」
1985年福岡県生まれ。身近に起こった自然災害などを経験し、人生を考え直して会社を退職。好きだった芸術と写真、 教育を学ぶため大学に入学。 在学中には大学の人々や福岡を中心に撮影。屋外日本庭園ギャラリー「アトリエ・アンビアント」を運営。

鶴岡佳奈 「ここにいる」
1999年大分県生まれ。九州産業大学 造形短期大学部 造形芸術学科を卒業後、九州産業大学 芸術学部 写真・映像メディア学科に進学。
他者との距離と関係性について制作を行っている。

写真・映像メディア学科主任 大日方欣一氏メッセージ

本展は、九州産業大学芸術学部を構成する5学科の一つ、「写真・映像メディア学科」の2021年度卒業制作の中から、優秀な3作品を選び、ご紹介するものです。
技能実習生として来日したベトナムの若者たちのコミュニティに長期取材し、彼らとの折々の交流を綴った〈ここにいる〉。9万年前の大噴火により阿蘇山から流れ出た火砕流が堆積し、形づくられた地層をたどり各地を訪ねたフィールドワークからの報告〈濱から濱へ〉。そして、めぐり合った同性の恋人との、ともに世界を確かめ、切り拓いていく歳月をドキュメントする〈有り触れていること〉。
3作品とも、まだ習作段階ではありますが、それぞれが本音で語ろうとした精一杯の力作です。どうぞご高覧賜りますよう、お願い申し上げます。

著作権について

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