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キヤノン/WWFカレンダー2025 岩合光昭写真展「Kawaii~オーストラリアの動物たち~」

公開日:2024年12月12日

本展は、キヤノンMJが企画制作し、公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が販売する「キヤノン/WWF岩合光昭カレンダー2025 Kawaii~オーストラリアの動物たち~」に掲載されている写真作品を中心に展示する写真展です。
動物写真家・岩合光昭氏は、オーストラリアで野生動物を撮影していた際、ウォンバットを見た現地の住民が「Kawaii」と言ったことに衝撃を受け、同時に野生動物を身近に感じ愛おしい気持ちを覚えました。本展では、カレンダーに掲載されている、ウォンバットの親子やクオッカなど野生動物たちの「Kawaii」瞬間をとらえた作品20点を展示します。

作品はすべてキヤノンのミラーレスカメラ「EOS R3」とRFレンズで撮影され、大判プリンター「imagePROGRAF PRO-6000」でプリントします。

開催日程 会場
2025年1月30日(木)~3月4日(火)
10時~17時30分(日曜・祝日休館)
キヤノンオープンギャラリー1

トークイベントのご案内

日時
2025年2月6日(木)18時30分~19時15分
会場
キヤノンホール S(東京都港区港南2-16-6キヤノン S タワー 3F)
定員
300名(先着申込順、参加無料)

作家メッセージ

昔から、野生動物に対して「かわいい」という言葉は使わないように心掛けてきました。
食住をヒトが与える家畜動物とは違うからです。
野生の世界で生きる者に対して「かわいい」というのは烏滸(おこ)がましいと思っていました。
オーストラリアは馴染み深く、2年ほど暮らしたこともあります。
昨年久しぶり、このカレンダー取材で行ったときのこと。
ウォンバットを見ていたオーストラリア人が、日本語を口にします「Kawaii」。
自然を愛してやまない国のヒトが、野生動物に対して「かわいい」という。
衝撃と共にその「Kawaii」に、敬愛を感じます。
その夜、数日前に撮影したカモノハシを見て「かわいい」と呟(つぶや)いてみます。
胸が温かくなりました。
今、こんなふうに考えています。「Kawaii」は、野生動物とヒトとを繋ぐ言葉なのだと。
かわいいと身近に感じ、関心を持つことで、大切に思う気持ちが生まれる・・・・・
そう思うのです。

作家プロフィール

岩合 光昭|Mitsuaki Iwago

1950年東京生まれ、動物写真家。
野生動物の息吹を感じるその写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度も飾るなど、世界的に評価されている。
ライフワークともいえるネコの撮影にも力を入れ、『岩合光昭の世界ネコ歩き』(NHK)が好評放送中。
著書多数。映画「ねことじいちゃん(2019)」「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021)」で監督をつとめる。

著作権について

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