このページの本文へ

キヤノンフォトコレクション 石元 泰博写真展:色とかたち

公開日:2021年6月18日

最終更新日:2023年10月8日

新型コロナウイルス感染症の拡大防止への対応について

弊社ギャラリーはアルコール消毒液や対面の際のアクリル板の設置、マスクの着用をはじめ、感染対策には入念の注意を払っております。
お越しの際はご来場のお客さまへのお願いをご確認ください。

本展は、キヤノンフォトコレクションとして収蔵する作品の中から、写真家 石元泰博(いしもとやすひろ)氏の生誕100年を記念して開催するものです。「多重露光」のシリーズより2008年に出版した写真集「COMPOSITION めぐりあう色と形」の作品を中心にカラー作品20点を展示いたします。
石元氏が半世紀以上にわたりフィールドワークとしていた「多重露光」のシリーズは、ビルや樹木、鉄骨やランドスケープを切り取り、フィルターを駆使し、繰り返し露光を重ねて制作された色彩豊かな作品群です。氏が作り出した作品は、フォルムの重なりや高いデザイン性を圧倒的な構成力によって、造形芸術としての美を追求したモダンアートとも言えるでしょう。

キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが手掛ける、日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。

開催日程 会場
2021年6月18日(金)~7月20日(火)
会期変更
2021年7月3日(土)~7月20日(火)

※ 来場される際はご来場のお客さまへのお願いをご確認ください。

10時~17時30分(最終日16時30分まで)
※ 日曜・祝日休館
キヤノンオープンギャラリー1(品川)
スクロールできます

作家プロフィール

石元 泰博(いしもと やすひろ)

1921年6月14日 アメリカ・サンフランシスコに生まれる。1924年から1939年までを高知県で過ごす。1939年、単身渡米。第二次大戦の開戦にともない日系人収容所アマチキャンプに収容される。1948年、シカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス、後にイリノイ工科大学に編入)写真科に入学。ハリー・キャラハン、アーロン・シスキンから多くを学ぶ。1953年、イリノイ工科大学卒業。同年「The Family of Man」展の作品収集のため来日。桂離宮を撮影。1958年から1961年、滋夫人(1956年結婚)とともに再びシカゴに渡る。1969年、日本国籍を取得。以後、日本を拠点に活動する。1970年、『シカゴ、シカゴ』(美術出版社、1969)にて昭和44年度毎日芸術賞受賞。1983年、紫綬褒章受章。1993年、勲四等旭日小綬章受章。1996年、平成8年度文化功労者に選ばれる。2005年、紺綬褒章受章。2012年2月6日逝去。

著作権について

当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
これらのコンテンツについて、権利者の許可なく複製、転用などする事は法律で禁止されています。