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ボケフォトファングループ写真展2024

公開日:2024年10月28日

本展は、ボケが主役の写真「ボケフォト」を楽しむ「ボケフォトファン」によるグループ写真展です。
「ボケフォトファン」は、 Facebook の投稿グループ「ボケフォトファン」でつながったメンバーとInstagramのフィーチャーHUB「bokehphotofan」でのフィーチャーを目指して日々投稿する人達によって構成される写真グループでそれぞれが人それぞれに異なる「ボケ」の魅力を追求しています。キヤノンギャラリーでボケフォトファングループ写真展を開催するのは、本展で4回目となります。本展では、自分なりの表現で自由にボケフォトを追求することで、異なる感性が生み出す多様なボケフォトを118点展示します。
展示する作品は、FacebookとInstagram でコンテスト形式で公募して選抜されたベストオブボケフォトの数々です。被写体は花や人であってもあくまで主役はボケであるというユニークで美しい「ボケフォト」を鑑賞すると、写真の新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
作品はすべて大判プリンター「imagePROGRAF PRO-G1」、用紙は「キヤノン写真用紙・プレミアムマット」でプリントします。

開催日程 会場
2024年12月18日(水)~2025年1月29日(水)
10時~17時30分(日曜・祝日休館)
※日曜・祝日休館・12月28日~1月5日
キヤノンオープンギャラリー2

出展者メッセージ

「ボケフォト」、それはボケにこだわってボケ味を愉しむ写真。被写体を浮き上がらせるためのボケはもちろん、ボケそのものが絵になっている「ボケが主役の写真」です。カメラサイトなどのレンズ評価ではボケ味が必ず語られ、レンズの表現にこだわる上級者やマニアにとってもボケ味は重要な関心事。初めてミラーレス一眼を手にする女性たちにもボケを生かした柔らかな表現が大きな魅力となっています。そんな「ボケ」を愛する人たちのために「ボケが主役の写真」を「ボケフォト」と名付け、ボケフォト好きがFacebook上で集って発足した写真投稿グループが「ボケフォトファン」です。2014年7月発足以来 初心者からプロの写真家まで現在約1万人が在籍、2017年にスタートしたInstagramアカウントには約2万人のフォロワーがいて、カメラ女子のふんわりボケからレンズ沼住人のうんちくボケ、さらには自作改造レンズによる特殊ボケまで、さまざまな表現の「ボケフォト」が日々投稿されています。さらに2017年には玄光社よりMOOK「ボケフォトファン」も刊行され、ボケフォトのバイブルとなっています。
この写真展はそんな「ボケフォトファン」の第4回グループ展です。今回は Facebookメンバーとインスタフォロワーの皆さんによる公募展。それぞれご自身の自信作を応募していただき、その中から選ばれた力作約100点による合同写真展です。テーマはなく、自分なりの表現で自由にボケフォトを追求していただきました。さまざまな感性による無限の表現、118点の思い思いのボケフォト達。花や人は写っているけれど、主役はあくまでボケ。かつては脇役だったボケが「主役」という、写真を見る目がちょっと新しくなるユニークで美しい写真達をどうぞご覧ください。

ボケフォトファン代表管理人 堤 一夫

ボケフォトファンの活動

Facebook上のメンバーは40代から60代を中心に男女比率は7対3。一方Instagramのアカウントのフォロワーは30代から50代が中心で男女比率が4対6と逆転しています。両方に属している方は数百人程度で、同じボケフォトファンでも構成員が違うため作風も多少違っています。Facebookのボケフォトファンではオールドレンズや改造レンズまで含めてマニアックなボケが多め、一方のInstagramはミラーレスで入門された女性のふんわりした明るいボケから海外作家のアーティスティックなボケまで幅広くなっているのが特徴です。
年間の活動として「ボケフォトお写ん歩」という名の撮影会を東京、名古屋、大阪で開催したり、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」にメンバーで出かけたりと、メンバー同士のオフ会も盛んです。さらにキヤノンギャラリーでのグループ展を隔年で開催するなど SNSから始まってリアルな写真仲間との世界が広がっていくというSNS時代ならではの写真の楽しみ方を提供しています。

著作権について

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