このページの本文へ

浅田 政志写真展「Canon Colors」

公開日:2023年6月24日

最終更新日:2023年10月8日

本展は、写真家 浅田政志氏による写真展です。キヤノンギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第2弾として、キヤノンギャラリー S(品川)、キヤノンギャラリー銀座・大阪の3拠点で順次実施します。
品川では主に、全国さまざまな地域や部門で働く計15名のキヤノン社員を、氏ならではの視点で捉えた作品を展示します。被写体となった社員それぞれの思い出のカメラやレンズを使用して氏が撮影した写真と、生い立ちや会社生活をまとめた文章を交えた作品からは、素顔や人となりが生き生きと伝わります。また氏がユーモアたっぷりに捉えた家族写真の新作も展示するほか、氏の演出によるフォトスポットで記念撮影を楽しめます。
展示作品は、すべて最新のキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。

開催日程 会場
2023年6月24日(土)~8月7日(月)
10時~17時30分
  • 日曜・祝日休館
キヤノンギャラリー S(品川)

写真展紹介動画

浅田政志氏ご自身によるギャラリー内を紹介する動画です。
是非ご覧ください。

関連イベント

①スペシャルトークイベント

  • 日時:2023年7月8日(土)13時30分~14時30分
  • 会場:キヤノンホール S(住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 3F)
  • 内容:本展の撮影時のエピソードなどをお話しします。
  • 申込:受付終了
  • 定員:150名(先着申込順、参加無料)※会場参加のみ

②ギャラリートーク

  • 日時:2023年7月8日(土)20時00分~21時00分
  • 会場:キヤノンギャラリー銀座(住所:東京都中央区銀座3-9-7)
  • 詳細は下記のページをご確認ください。

作家メッセージ

14歳の頃、父のカメラを貸してもらい、初めて手にしたカメラ。
その日から、かれこれ30年。
これまで様々なカメラやレンズを使ってきました。

現在、私はキヤノン製のカメラを愛用しています。
(EOS R5で、プリズム部分のロゴを、キヤノン初代の”KWANONカンノン”ロゴにカスタムしています←ただの自己満なのですが…)
古今東西、春夏秋冬、いつも行動を共にするカメラは、まさに私の相棒そのものです。
相棒がいるからこそ、私は色んなところに行けて、沢山の方と出会うことが出来ます。
語り出すと長くなりそうですが、とりあえず、相棒には足を向けて寝られないほどお世話になっています。

今年、キヤノンギャラリーが開設50周年を迎えるにあたり、光栄にも写真展のお話を頂きました。
なにを展示すれば良いのか悩みましたが、キヤノンの社員さんを撮影したいと思い立ちました。
なぜかと言うと、頼もしい相棒を私の元に届けてくれた方々に、ぜひともお会いしてみたい。
そして、みなさんが働いているところに行って、相棒にサプライズで故郷を見せてあげようと考えたからです。

今回の写真展では15人の社員さんを撮影させてもらいました。
世界中には約18万人(2022年時点)の社員さんがいるとのことなので、これはもう本当に少ない人数です…。
けれど、被写体となったみなさんにじっくりとお話を聞いてみると、キヤノンそれぞれの部門が深く繋がっていて、カメラやレンズに対する姿勢はとても熱く刺激的なものでした。
製品のデザイン、設計をする方、組み立てる方、使い方の相談にのってくださる方、修理をする方、これからの「Canon」を創造していく方などなど。
みなさんが担っている役割は思った以上に多種多様でした。
まさにキヤノンのカメラとレンズで写し出される写真のように、とても鮮やかなカラーを持つ社員のみなさん。
私と社員さんとの対話の記録を、ぜひとも会場で観て頂きたいと思っています。

作家プロフィール

浅田 政志|Masashi Asada

写真家。1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land 浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYO、「だれかのベストアルバム」を水戸芸術館で開催した。

著作権について

当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
これらのコンテンツについて、権利者の許可なく複製、転用などする事は法律で禁止されています。