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-多彩な機能-
基本テクニックや
ストロボ機能の活用など、
知っておきたい知識が
もりだくさん! 詳しく知ろう。
撮影テクニック
バウンス撮影
室内などでストロボを使用する際、被写体に直接光をあてると、壁に不自然な影が出てしまいます。
この影を目立たなくし、光を拡散させる撮影方法が「バウンス撮影」です。
光がやわらかく広がって、被写体の表情やその場の雰囲気などを自然に演出できます。
日中シンクロ
逆光では、被写体の表情やディテールが影になりがちですが、日差しの強い屋外で効果的なのが
「日中シンクロ」です。ストロボを発光させることでシャドー部が適度な明るさになり、
背景と被写体の明るさがバランスよく写せます。
スローシンクロ
街中のイルミネーションなど、夜景の弱い光とストロボ光を受けた被写体では、
明るさに大きな差が生じます。背景と人物、どちらも明るく撮りたいときは「スローシンクロ」が有効。
明るさのまったく異なる背景と被写体を、自然なバランスで描写できます。
ワイヤレス撮影
スピードライトトランスミッターを使えば、ワイヤレスでストロボを発光させることができます。
「ワイヤレス撮影」なら部屋の高所や隅など好きな場所にストロボを置くことができるので、
光のあて方に自由度が生まれます。
ワイヤレス多灯撮影
複数のストロボ光を使うことで写真表現の幅がもっと広がります。
キヤノンのスピードライトシリーズなら、複数のストロボでもワイヤレスかつ
きめ細やかなコントロールが可能なので、安心して多灯ストロボ撮影にチャレンジできます。
ストロボ機能の活用
明るい屋外でも絞りを開放にして、背景がぼかせる「ハイスピードシンクロ」
日中の屋外撮影で、絞りを開放にして背景をぼかしたい。そんな時は「ハイスピードシンクロ」。
最高同調速度よりも速いシャッター速度が設定できるので、大口径レンズを開放から楽しめます。
光量を自分で調整できる「調光補正」
写真全体を明るくするのが露出補正。それに対し、ストロボ撮影では、背景はそのままに、
被写体だけを明るくすることができます。「調光補正」は被写体の明るさを自由にコントロールできるので、
被写体と背景の明るさのバランスが思いのまま。
補正量はカメラに応じて1/2または1/3段ステップ、−3〜+3段で設定可能です。
効果背景の明るさを変えず、被写体の明るさだけを加減できる!
動きの軌跡を自然な印象にする「後幕シンクロ」
ストロボ撮影は通常、先幕シンクロで行われます。シャッターが全開すると同時にストロボが
発光するため、先幕シンクロでは動き始めから軌跡が写って不自然な印象に。「後幕シンクロ」は、
シャッターが閉じる直前に発光するので、動きの軌跡を終わりに写すことができます。
調光補正をオート設定にして撮影できる「FEB」
1枚ずつ手動で調光補正を行うことなく、ストロボの発光量を自動的に変えて撮影できます。
シャッターを切るごとに、ストロボ光量を自動的に[標準→マイナス補正→プラス補正]の順に変化。
被写体と背景の明るさのバランスが異なる3枚の写真を簡単に撮影できます。
効果被写体から目を離すことなく、調光補正された写真が撮れる!
撮りたい写真によって光の量を撮影者が決める「マニュアル発光」
発光量をフル発光から1/128まで任意で設定可能。背景、被写体ともに露出を変えることなく、
目にキャッチライトを入れたい時や、日陰などでつぶれがちなディテールをはっきりとさせたい場合に効果を発揮します。
被写体の動きを1枚で表現する「マルチ発光」
露光中にストロボを一定の間隔で連続的に発光させ、被写体の動きを分解写真のように重ねて撮影できます。
発光間隔は任意で設定できるため、瞬間的な動きにもゆっくりした動きにも対応が可能です。
シャッターチャンスを逃さない「クイック発光」
従来のストロボ撮影では、フル充電になるまで撮影できなかったり、
レリーズできても発光せず露出アンダーになったりすることがありました。クイック発光を使用すると、
フル充電前でもストロボ撮影ができるので、シャッターチャンスを逃しません。
※発光量がフル発光時の約1/2〜1/6になります(最小発光量は機種によって異なります)。
レンズに合わせて照射角を設定できる「配光特性」
撮影画角に対するストロボ光の照射角特性を変更することができます。
撮影画角に最適な照射角が自動設定される[標準]のほか、調光距離を優先したい場合に有効な
[ガイドナンバー優先]、画像周辺の光量低下を抑えたい場合に有効な[配光優先]があります。
対応機種はこちら▶
アクセサリーを用いた機能
ストロボで、生き生きと輝く瞳を演出する「キャッチライトパネル」
パネルに光を反射させて目に映し込むことで、瞳にハイライトが入り生き生きとした表情を演出できます。
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超広角レンズでも周辺部まで明るくする「ワイドパネル」
超広角レンズで撮影する時もストロボ光を広範囲に届けることができます。
画面全体に広く照射できるので、周辺部の落ち込みを防げます(14mm相当の超広角撮影に対応)。
対応機種はこちら▶
マクロ撮影
マクロ撮影のように被写体との距離が極端に短い撮影でクリップオンストロボを使うと、
被写体にレンズの影がかかることも。そこで、マクロ撮影にはマクロ専用ストロボがおすすめです。
撮影状況に応じて、片側発光や光量比をコントロール
2灯式の発光部を、片側のみ発光できるだけでなく、2灯間の光量比もコントロール可能。
被写体の陰影と立体感をよりイメージに近づけて撮影できます。
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ストロボでできること
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/tips/flashguide/function
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/tips/flashguide/flashguide-thumb.png?la=ja-JP&hash=F9A83EA2F173085F09D5DF84EB492473
2023-10-16