APS-Cサイズセンサー搭載のミラーレスカメラ EOS R7 が登場、一眼レフカメラ EOS 7D Mark II との違いやおすすめレンズをご紹介!
公開日:2022年5月24日
最終更新日:2022年9月16日
EOS Rシステムから待望のAPS-Cサイズセンサー搭載ミラーレスカメラが登場!「7」が切り拓く新しいAPS-Cサイズミラーレスカメラの性能や操作性について、現在でも所持しているユーザーが多い一眼レフカメラ EOS 7D Mark II と比較をしながらご紹介します。
撮り回しがしやすいコンパクトなボディー
EOS R7は、ミラーレスカメラであることに加え、これまでモニターの横にあった「マルチコントローラー」と「サブ電子ダイヤル」をファインダー横に同軸で配置。操作性を確保しつつボディーの小型化を実現しています。
普段の持ち歩きや、撮影時にも気になる本体の質量などを比較します。
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下記画像内、「大きさ」「質量」はバッテリー、カードを含む(CIPA基準)
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大きさ・質量の数値は、商品仕様より引用しています。詳しくは「EOS R7」「EOS 7D Mark II」をご確認下さい。
快適な操作性
マルチファンクションボタン
使用頻度の高い設定を割り当てることができる、マルチファンクションボタンを搭載。静止画撮影時の初期設定は「ISO感度」「ドライブ」「AF動作」「ホワイトバランス」「露出補正」、動画撮影時も「ホワイトバランス」の設定が可能です。
ここがポイント!
シャッターボタンの左手前に位置し、撮影にスムーズに連携できる配置。
フォーカスモードスイッチ
ファインダーをのぞいたままでも、AF/MFの切り換え操作が行える専用スイッチを搭載。フォーカスモードスイッチ非搭載のRF/RF-Sレンズ装着時に有効で、指先の操作だけで素早くAF/MFを切り換えられます。
ここがポイント!
フォーカスモードスイッチを搭載しているRF/EFレンズ装着時は、レンズ側の設定が優先されます。(カメラ側のフォーカスモードスイッチの設定は無効になります。)
サブ電子ダイヤル
新開発のサブ電子ダイヤルと、使用頻度の高いマルチコントローラーを融合させ同一スペースに配置。
ここがポイント!
親指を大きく動かすことなく、ファインダーをのぞいたまま露出設定やAFフレームの移動など、様々な操作が行えます。
バリアングル液晶モニター
3.0型(3:2)、約162万ドットのバリアングル液晶モニターを搭載。静電容量方式のタッチパネルを採用しているため、様々な設定を直感的に操作できます。
ここがポイント!
自分撮りのときや、高い位置に腕を伸ばして撮影するときなどに便利です。
その他
EOS R7で採用されている対応インターフェース、メモリーカード搭載スロット数や、対応バッテリーに関してご紹介します。
デュアルカードスロット
小型・軽量なボディーながら、UHS- II対応のSDカードスロットを2基搭載※。
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Eye-Fiカード/マルチメディアカード(MMC)は非対応です。
ここがポイント!
静止画/動画の振り分けや、自動切り換え、同一書き込みなどが可能
搭載インターフェース
デジタル端子:USB Type-CHDMI出力端子:タイプD(マイクロ)外部マイク入力端子:Φ3.5mmステレオミニプラグ、プラグインパワー対応ヘッドフォン端子:Φ3.5mmステレオミニプラグ対応リモコン端子:リモートスイッチ RS-60E3対応
対応バッテリーパック
EOS R7の対応バッテリーパックはLP-E6NH/LP-E6N/LP-E6 使用個数:1個
ここがポイント!
EOS R7の対応バッテリーパックはEOS 7D Mark IIと互換性のあるバッテリーです。現在お持ちのバッテリーがあれば、予備バッテリーとしても使用可能です。
EOS R7 マーケティング担当がおすすめするレンズとその理由
EOS R7は、APS-Cサイズセンサー搭載のRシステム機種として幅広い交換レンズをご使用いただけます。RF/EFレンズ使用時は、撮影画面中央の約1.6倍の範囲のみが、アスペクト(縦横)比3:2で記録されます。
その中で、EOS R7におすすめするレンズの装着イメージと、マーケティング担当者のコメントをご紹介します。
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM(35mm判換算焦点距離:29mmー240mm相当)
広角から望遠までを一本でカバーする軽量コンパクトな高倍率ズームレンズ。一本であらゆるシーンを撮影したいユーザー向けに、キットレンズとしてご用意。
マーケティング担当者
キットレンズにもなっているこのレンズ。幅広い焦点距離をカバーできるので、ジャンルにとらわれない撮影が可能です。まずはこの一本から始めてみてはいかがでしょうか?
RF100-400mm F5.6-8 IS USM(35mm判換算焦点距離:160mmー640mm相当)
高い描写性能と機動性を両立した、望遠撮影を手軽に楽しみたいと考える幅広いユーザー向けの超望遠レンズです。また、エクステンダーの装着により、最大焦点距離800mm相当まで望遠域を拡大し、被写体を大きく引き寄せた迫力ある撮影をすることができます。
マーケティング担当者
RF100-400mmは動体撮影に関してベストマッチレンズといってもいいレンズです。手持ち撮影可能な機動力となんといっても描写力。飛行機や鉄道など移動しながら撮影する場合に威力を発揮するズームレンズです。
RF70-200mm F4 L IS USM(35mm判換算焦点距離:112mmー320mm相当)
EOS Rシステムの特長である大口径マウントとショートバックフォーカスを活かした、独自の光学系を採用。従来機種に比べ大幅な小型・軽量化を達成しつつ、ズーム全域で画面中心から周辺までLレンズにふさわしい高画質、快適な操作性を実現しました。
マーケティング担当者
ハイアマチュアに人気のLレンズ。Lレンズの描写性能や防塵・防滴性もさることながら、白レンズで写欲のアップも間違いなしです!
RF600mm F11 IS STM(35mm判換算焦点離:960mm相当)
小型軽量の超望遠単焦点レンズです。迫力のあるアップ写真や背景と被写体の距離感を縮める圧縮効果により、超望遠レンズならではの映像表現が可能です。超望遠域の単焦点レンズでありながら、従来機種に比べ、手に取っていただきやすいのも魅力の一つです。
マーケティング担当者
EF時代はなかなか手が届かなかった600mmの世界がこの価格、このサイズで実現。APS-Cセンサー搭載のEOS R7と一緒に、その世界を体験してみてください!
RF800mm F11 IS STM(35mm判換算焦点距離:1280mm相当)
マーケティング担当者
APS-CサイズのEOS R7につけると焦点距離は35mm換算で1280mm。野鳥や野生動物など遠くの被写体や近づくのが難しい被写体を撮影するならこの組み合わせがおすすめ
まとめ「APS-Cサイズミラーレスカメラを選択肢に」
EOS RシステムラインアップにAPS-Cサイズセンサー搭載のカメラを追加しました。APS-Cサイズミラーレスカメラのメリットをご確認いただき、皆様の撮影スタイルに合わせたカメラ選びの参考になれば幸いです。