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イメージサークル(いめーじさーくる)

レンズから入ってくる被写体の像が円形に映る。これがイメージサークル

レンズでとらえられた被写体の像は、撮像素子(フィルムカメラの場合はフィルム)の面に円形に映ります。この円をイメージサークルといいます。たとえばデジタル一眼レフカメラの撮像素子に多用されるAPS-Cタイプのサイズは22.3×14.9mm(機種によりサイズは異なります)で、対角線は26.8mmとなります。この対角線の26.8mmをカバーするイメージサークルで設定されています。このように撮像素子の大きさに合わせたイメージサークルが必要なため、イメージサークルの小さいAPS-Cセンサー用に設計されたレンズは、35mmフルサイズ機の撮像素子を搭載した機種にはイメージサークルが小さすぎて使用できません。

イメージサークルと撮像範囲の図
イメージサークルと撮像範囲を説明したイラスト

写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説

写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。

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