佐藤 和斗 写真展「生き物たちの暮す森」
公開日:2025年8月19日

これまで奈良の象徴とされる鹿たちの姿を追いかける中で見つけたもう一つの自然。
奈良公園の奥に、深く豊かに広がる森「 春日山原始林 」は、都市の近くにありながら原生の姿を残し、
春日大社の神域として千年以上もの間守られてきた鎮守の森であり、国の特別天然記念物、
そして、世界文化遺産にも登録されています。
2020年から春日山原始林に足を踏み入れて以来、多種多様な命が息づくこの森に心を動かされました。
響き渡る鳥や虫の囀り、心地よい水のせせらぎや木の葉が触れ合う音を無意識の中で記憶し、
日常で感じることのない気配や感覚がこの森の中では研ぎ澄まされていきます。
生き物たちの暮す森が、これからもずっと息づいていけるように…
この森の命の記録を未来へと繋げていきたいと思っています。
この森は、静かに、確かに、生きている。
開催日程 | 会場 |
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2025年10月28日(火)~11月8日(土) 10時30分~18時30分(日曜・月曜・祝日休館) |
キヤノンギャラリー銀座 |
2025年12月9日(火)~12月25日(木) 10時~18時(日曜・月曜・祝日休館) |
キヤノンギャラリー大阪 |
トークイベントのご案内
①ギャラリートーク
- 会場
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キヤノンギャラリー銀座
- 日時
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①2025年11月1日(土)15時~16時 ②2025年11月8日(土)15時~16時
- 定員
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なし
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※
座席の用意はございません。ご希望の方が多い場合は入場を規制する場合がございますので、予めご了承ください。
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※
- 観覧方法
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事前予約不要
②ギャラリートーク
- 会場
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キヤノンギャラリー大阪
- 日時
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①2025年12月13日(土)15時30分~16時30分 ②2025年12月20日(土)15時30分~16時30分
- 定員
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なし
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※
座席の用意はございません。ご希望の方が多い場合は入場を規制する場合がございますので、予めご了承ください。
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※
- 観覧方法
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事前予約不要
作家プロフィール
佐藤 和斗(さとう かずと)
自然写真家
1984年 奈良県生まれ。写真家 中野晴生氏に師事し2008年に独立。
空や雲など自然物の撮影を続けながら、2014年より世界遺産である奈良公園にて「 鹿たちの楽園 」を取材し写真集を多数発刊。
2020年からは奈良公園の奥に広がる春日山原始林にて「 生き物たちの暮す森 」をテーマに取材を続けている。
これまで様々な雑誌や観光ポスター、カレンダー等への作品提供、講演会、YouTubeやTV・ラジオ出演の他、写真教室を主催するなど幅広い分野で活動している。EOS学園 大阪校講師。
写真集
『 Dear deer - 鹿たちの楽園 - 』
『 DEER LAND - 誰も知らない鹿の国 - 』
『 DEER PARK - 世界でここにしかない奇跡の場所 - 』
『 明日、シカに会いに行こう - 奈良公園で見つけた幸せのかたち - 』
2025年の秋には新刊「 生き物たちの暮す森 」の制作を進めています。
著作権について
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