日本建築写真家協会創立50周年記念写真展「古今駅集 しらずの駅舎」
公開日:2025年11月28日
本展は日本建築写真家協会創立50周年記念事業として開催する写真展です。鉄道創生期から昭和中期までに建てられ現存する北海道から九州までの建築的にも魅力的な289の駅舎を、有志会員34名が1年半をかけて撮影した作品286点を展示します。
日頃から建築写真撮影を専門とする写真家による作品のため、従来の駅舎写真とは一線を画す、これまでにない視点で表現された駅舎の魅力をご覧いただけます。
作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」を使用してプリントし、展示します。
| 開催日程 | 会場 |
|---|---|
| 2026年1月30日(金)~3月5日(木) 10時~17時30分(日曜・祝日休館) |
キヤノンオープンギャラリー1 |
日本建築写真家協会について
日本建築写真家協会(JAPS)は建築の撮影を生業とし、写真家の職能と地位の確立、創作活動の奨励、著作権の確立等を通して建築文化の継承と発展に寄与する事を目的としたプロの写真家集団です。
成り立ちは1975年、文化功労者 渡辺義雄氏の提唱の基、10人弱の建築写真家が組織の必要性を感じ発足した事に始まり、現在では多くの会員を有する全国組織に至りました。
組織としての活動は1993年以後隔年に「光と空間 建築の美」と題した協会写真展を継続中で、2000年からは5年周期で数冊の企画写真集の出版も致しております。
特記すべきは2007年に協会30周年記念事業としてキヤノンギャラリー品川で「銀座ジャック」と題した写真展を開催しましたが、この写真展は銀座1丁目から8丁目に全国から集結した50名の会員が同時刻に一斉にシャッターを押し撮影した写真を50メートルのパノラマ写真として展示致しました。
この写真展は建築業界、マスコミ、来場者等から多くの反響を得られた事もあり2021年には銀座通連合会の協力も得られ「銀座ジャック再び!写真で銀ぶら」の写真展をキヤノンギャラリー銀座で開催し、同名の写真集も出版も致しました。
この間も多くの会員が個人活動として写真展開催、写真集の出版も平行して進めており協会の発展に寄与しています。
2026年初頭には協会50周年記念事業として「古今駅集 しらずの駅舎」と題した写真展をキヤノンギャラリー品川にて開催予定で、写真集「しらずの駅舎」も同時期の出版に向けて編集作業中です。
現在も当初の理念を忘れず、写真家同士の切磋琢磨、情報交換の場で有り、写真展開催、写真集出版も念頭に活動を続けております。
日本建築写真家協会 堀内広治
著作権について
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