キヤノン/WWFカレンダー2026 岩合 光昭 写真展「PATAGONIA ―風に吹かれて―」
公開日:2025年10月30日
本展は、キヤノンマーケティングジャパンが企画制作を手掛けた、WWFジャパンが販売する「2026カレンダー」の写真展です。動物写真家 岩合光昭氏が南米・パタゴニアで撮影した、野生動物の写真約20点を紹介します。カレンダー掲載作品の他、本展のために撮りおろしも展示します。作品は全て大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。
| 開催日程 | 会場 |
|---|---|
| 2025年12月19日(金)~2026年1月29日(木) 10時~17時30分(日曜・祝日・年末年始休館)
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キヤノンオープンギャラリー1 |
トークイベントのご案内
- 日時
- 2025年12月20日(土)14時~15時
- 会場
- キヤノンホール S(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー3F)
- 定員
- 300名(先着申込順、参加無料)
- 申込
- 「申し込みページへ」のボタンよりお申込みいただけます。
作家メッセージ
風に息を感じます。
パタゴニアでは常に日本の台風のような風が吹いています。
コンドルが営巣する崖に座り、800mmの望遠レンズを構えると、強風に煽られます。
ただでさえ、ビュウンと風を切る音を立て飛翔するコンドルを捉えるのは大変なのに、
これは至難の業だなと思いながら、頭の中に「コンドルは飛んでいく」が流れてきます。
風に身を委ね、大地の一部になります。
絶滅危惧種ウエムル(ゲマルジカ)との出会いでは、風が味方をしてくれます。
山肌にいたウエムルを見つけたとき、僕のいた登山道は風下でした。
ビートルズのようなグアナコを撮ったときは、飛ばされそうな強風で這いつくばるしかなく、
ですがその姿に興味を惹かれたのか、グアナコが集まってこちらに来てくれます。
風が撮らせてくれた、風の国の動物たちです。
作家プロフィール
岩合 光昭|Mitsuaki Iwago
1950年東京生まれ、動物写真家。
野生動物の息吹を感じるその写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度も飾るなど、世界的に評価されている。
ライフワークともいえるネコの撮影にも力を入れ、『岩合光昭の世界ネコ歩き』(NHK)が好評放送中。
著者多数。映画「ねことじいちゃん(2019)」「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021)」で監督をつとめる。
著作権について
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