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二次選考会レポート 2023年 第1回GRAPHGATE

Qualifying Competition

二次選考会レポート

作品づくりに強い意志を持つ、新しい可能性や才能と
出会うことを目的とした
写真・映像作家の
オーディションである「GRAPHGATE(グラフゲート)」。
その二次選考会が9月9日(土)に開催されました。
「GRAPHGATE」の目指すところは、
才能ある作家の皆さまが入賞だけで終わらず、
さらに次へとつながるきっかけとなること。
作品の表面的な美しさや表現技法だけでなく、
強い意思や創作意欲を伝える
コミュニケーション力を重視しています。
そのため、選考方法は一般的な写真・映像コンテストとは
異なるオーディション形式とし、
二次選考会では、
選考委員が作品だけを見て賞を決定するのではなく、
それぞれの応募者が選考委員に向けてプレゼンテーションを行い、
作品とともにプレゼンテーションの内容も含めた審査が行われました。

一次選考を通過した20名による
緊張感に包まれたプレゼンテーション

選考委員を務めたのは、梶川由紀氏、品川一治氏、千原徹也氏、長野智子氏、藤森三奈氏の5名。写真家や映像作家とは異なる、より多岐にわたる視点で写真・映像作品の選考が行われ、まず、応募総数1,258名の中から二次選考へと進む20名が決定。そして、この日、20名が一堂に集まり、各々の思いを込めたプレゼンテーションが行われました。選考会が始まる前、会場となった部屋には緊張感のある空気が流れ、少し強張った表情を見せる参加者の姿も。それでも、プレゼンテーションが始まると、参加した20名は、自分の作品に込めた思いを丁寧に選考委員に語りかけ、作品を通じてどのようなことを伝えたいのかなどを熱く説明していました。それぞれのプレゼンテーションの後には質疑応答の時間も設けられ、そこでは、選考委員が気になったところをストレートにぶつける厳しい質問もあれば、今後の活動のヒントになるアドバイスや、作品の素晴らしい点や惹かれた点を素直に伝えるといった場面もありました。また、参加者は自分以外のプレゼンテーションも熱心に聞き入っていて、参加者同士でもコミュニケーションが発生するなど、新たな出会いも生まれていたようでした。

一次選考を通過した20名による
緊張感に包まれたプレゼンテーション

20名全員のプレゼンテーションが終わり、優秀賞や佳作を決める選考に入る前、選考委員を務めた品川一治氏は「選考委員の5人が1,200人以上の作品を見て、その中から選ばれた20人がこの場にいる皆さんです。それだけでも十分にすごいことですので、誇りに思ってください」と語り、梶川由紀氏は「今日のために時間をかけて準備し、プレゼンテーションもすごく緊張されたと思います。これから結果が出ますが、それに一喜一憂せず、今回の経験を今後の活動に生かしてください」とエールを送っていました。その後、選考委員は別室に移動して入賞者を協議し、優秀賞5名と佳作7名が決定。優秀賞に選ばれたのは、稲垣翔太氏、オカダキサラ氏、奥田侑史氏、逸見祥希氏、宮田裕介氏、佳作は、殷鶯氏、岡田裕介氏、鈴木雄介氏、鷹巣由佳氏、長嶋一憲氏、山田荘一朗氏、山本雅也氏となりました。なお、優秀賞の5名がグランプリを競う公開選考会が11月25日(土)に行われました。

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