EOS RP × RF24-240mm F4-6.3 IS USM レビュー 「子ども」を撮影してみた
公開日:2021年4月26日
最終更新日:2021年10月26日

軽くて小さなフルサイズは、写真大好きママの強い味方。
写真を愛するレビュワーの皆さんが、キヤノンの「EOS Rシステム」で撮影体験! EOS RシリーズやRFレンズを使った率直な感想を語ります。今回は、1歳のわんぱく男児のママで、お子さんとの日常を撮影しているMakiさんが、EOS RPとRF24-240mm F4-6.3 IS USMをレビューします。
これならストレスフリー! 軽くて小さなフルサイズ「EOS RP」。

今回、EOS RPとRF24-240mm F4-6.3 IS USMをお借りして、まず軽さとコンパクトさに驚きました。手に持った感じは、普段使っているEOS Kiss Mとそれほど変わりません。「フルサイズのカメラは大きくて重い」というイメージが完全に覆されました。
ズームレンズはそれなりの大きさですが、カメラを肩にかけて子どもをとっさに抱えたり追いかけたりしても、邪魔になるほどではありません。これなら毎日気軽に持ち歩けて、子どものいい表情を逃さずたくさん残すことができそう!

子どもの動きは予測不可能です。急に近づいてくると思えば、すぐにどこかへ行ってしまうことも。動きを追うのが大変な子どもの撮影には、高性能な「瞳AF」を備えるカメラとズームレンズが最強の組み合わせですね。
子どもと同じ目線にまで低く屈んだり、前ボケを入れるため地面にはいつくばったりして撮ることがよくあります。そんなときバリアングル液晶モニターのありがたみを実感します。EOS RPなら縦位置でも横位置でも即座にモニターで確認してスムーズに撮影でき、シャッターチャンスを逃しません。まさにストレスフリーです。
アプリ活用でセルフィーが簡単。レタッチなしでもキレイな仕上がりに感動!


親子間に流れる空気感まで写真に残しておきたくて、よくセルフィーをします。EOS RPはスマホアプリ(Camera Connect)との連動がスムーズで使いやすいですね。反応速度も速いです。
日常のスナップ、旅行、ピクニックなど、自分たちのペースでゆっくりと撮影を楽しみながら、気軽に家族写真が残せるメリットはとても大きいと思います。
EOS RPで撮った写真には、キヤノン特有の色味の美しさを感じました。レタッチに時間をかけなくても「撮って出し」のままで十分にきれい。特にお肌の色味や立体感がよく出ていて、幼い子どもの肌のぷっくり感やもっちり感を目で見たまま、写真に閉じ込めることができます。

思いのままにシーンを切りとれる、24~240mmの10倍ズーム。


日々のお散歩で感動的な自然風景に出合うと、温度や風の匂いさえも思い出として写真に詰め込みたいと思います。ワイド側24mmからテレ側240mmまで撮れるRF24-240mm F4-6.3 IS USMと、EOS RPのフルサイズならではの描写力なら、シャッターを押しながら感じたままの美しさを写真に残していけそうです。
10年後、20年後に写真を見返したとき、写真を撮った瞬間と同じように五感を刺激する感動が蘇ってくる。そんな愛情たっぷりの写真をたくさん撮って、「この景色を見ながら毎日一緒にお散歩していたんだよ」と、子どもに伝えてあげたいですね。

レビューを終えて

いつも荷物の多いママにとって 「軽量でコンパクトなフルサイズのカメラ」は、最強であり最善の選択だと思います。私も最初は全くの初心者だったので、そもそもフルサイズのカメラを使うことにためらいがありましたが、いまでは「もっと早くEOS RPに出会いたかった!」と思います。
フルサイズのカメラは機能が多すぎて「操作が難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、EOS RPは感覚的に操作ができて使いやすかったです。じっくりと説明書を読む時間さえない忙しいママにとって、EOS RPは優しく心強い「頼れるパートナーになってくれるカメラ」だと感じました。
子どもの表情は、他でもなくママやパパに見せる表情が一番輝いています。かけがえのない瞬間をありのままに残すために、EOS RPはおすすめのカメラですね。
PROFILE


関東在住、一児の母。子どもの誕生をきっかけに始めたカメラにすっかりハマってしまい、カメラが趣味というより生活の一部と感じるほど。毎日のお散歩や何気ない景色、移ろう四季折々の植物も、レンズを通して見る世界が180度変わったことに感動する日々。