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瞳トラッキング

公開日:2022年10月19日

最終更新日:2023年4月14日

キヤノンの被写体検出AF 瞳トラッキング

  • キヤノンの被写体検出AF 瞳トラッキング
  • キヤノンの被写体検出AF 瞳トラッキング
  • キヤノンの被写体検出AF 瞳トラッキング
  • キヤノンの被写体検出AF 瞳トラッキング

瞳をキャッチして追いかける。それが瞳トラッキング。

瞳をキャッチして追いかける。それが瞳トラッキング。

「瞳」にしっかりピントが合った瞬間、
写真も動画も力強く、いきいきと輝き出す。
だけど、動きまわる瞳にピントを合わせ続けるのは至難の業。
キヤノンは、強力な被写体検出AF※1「瞳トラッキング」で、
被写体が遠くにいても、暗所にいても、
カメラが自動ですばやく瞳をキャッチ※2
一度つかんだら、画面の隅に移動しても、
顔が見えなくなっても追いかけます。
すべてのかけがえのないシーンに、
信頼できるトラッキングを。

  1. ※1 オートフォーカスの略。 ※2 撮影シーンや被写体によっては、被写体の目が正しく検出されないことがあります。
「瞳トラッキング」紹介【キヤノン公式】

ここがスゴイ!

  • 遠くにいてもすばやく瞳にピントが合う
    01遠くにいてもすばやく瞳にピントが合う
    キヤノン独自の高い検出性能により、人物が遠くにいてもすばやく「瞳」にピントを合わせられます。ファインダー内に全身が入っている構図でも、一瞬で瞳を検出。追いかけ続けます。さらに、EOS R6 Mark ⅡとEOS R8では右目/左目優先の設定が可能です。※ シーンや被写体の状況によっては対応できない場合があります。
    カメラの
    設定方法
  • 薄暗いシーンでも瞳を追いかける
    02薄暗いシーンでも瞳を追いかける
    一般的にピントが合いにくいと言われる夕暮れ時や室内などの薄暗いシーンでも、瞳にすばやくピントを合わせ、追いかけ続けます。※ シーンや被写体の状況によっては対応できない場合があります。
  • 瞳を一度検出すると画面の隅々まで追い続ける
    03瞳を一度検出すると画面の隅々まで追い続ける
    一度被写体を検出したら、画面全域でトラッキングします。狙った被写体が予期せず画面の端に行っても、しっかり捉えてトラッキングし続けます。※ 対応のレンズを装着し、全域AF時、および全域AF以外で被写体検出時のみ。シーンや被写体の状態によっては、AFフレームが測距エリアの隅まで移動できないことがあります。対応するレンズはこちらをご参照ください。
  • 瞳以外にも顔/頭部/胴体を検出
    04瞳以外にも顔/頭部/胴体を検出
    横顔や顔に陰影があるなどの難しいシーンでも、高精度に「瞳」を検出します。撮りたい人物がうつむいたり、後ろを向いたりして「瞳」を検出できない場合は、「顔」や「頭部」を検出。「頭部」も検出できない場合は「胴体」を検出してトラッキングを継続します。また、ゴーグルやマスクで顔が隠れるウィンタースポーツでは、ヘルメット※1やニット帽などで「頭部」を認識します。※ シーンや被写体の状況によっては対応できない場合があります。※1 競技によってはヘルメットが検出できない場合もあります(アイスホッケー、アメリカンフットボールなど)。
    カメラの
    設定方法

動物・乗り物もトラッキング可能。

高度な被写体検出アルゴリズムを動物※1・乗り物※2にも応用。
動きの速いペット、野生動物、モータースポーツ※3、鉄道、飛行機などの
検出&トラッキングが可能に。
プロでも難しいピント合わせをサポートします。

動物×瞳トラッキング

  • 動物×瞳トラッキング
  • 動物×瞳トラッキング
  • 動物×瞳トラッキング
  • 動物×瞳トラッキング ※馬は
    EOS R6 Mark II/
    EOS R8のみ
動物の瞳もキャッチ&トラッキング。

乗り物トラッキング

  • 乗り物トラッキング
  • 乗り物トラッキング ※鉄道は
    EOS R6 Mark II/
    EOS R8のみ
  • 乗り物トラッキング ※飛行機は
    EOS R6 Mark II/
    EOS R8のみ
車体や機体、ヘルメット※4をつかんでトラッキング。
「乗り物トラッキング」紹介【キヤノン公式】
乗り物トラッキング紹介ムービー
  1. ※1 犬・猫・鳥・馬(EOS R6 Mark II/EOS R8のみ)の検出が可能。被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬・猫・鳥・馬ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。
  2. ※2 被写体によっては乗り物検出できないことがあります。 また、車、バイク、鉄道、飛行機ではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。​
  3. ※3 モータースポーツのクルマ(フォーミュラカー、GTカー、ラリーカーなど)、バイク(モーターバイク、オフロードバイク)の検出が可能。一般の乗用車、商用車、バイクは検出できないことがあります。​
  4. ※4 ヘルメットの形状によっては検出できない場合があります。​

さらに、EOS R6 MarkⅡ/EOS R8/EOS R50には
検出対象をカメラ任せにできる[自動]も搭載!

検出対象の変更方法

搭載カメラ

  • プロも選ぶハイスペック機能なら!

    EOS R3
    EOS R3
    ・有効画素数 約2410万画素
    ・フルサイズセンサー
    ・最高約30.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥)
    • 乗り物(モータースポーツ)
  • 写真も動画も高性能なフルサイズなら!

    EOS R6 Mark II
    EOS R6 Mark II
    ・有効画素数 約2420万画素
    ・フルサイズセンサー
    ・最高約40.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥、馬)
    • 乗り物(モータースポーツ、鉄道、飛行機)
  • 高機能かつ小型・軽量なら!

    EOS R8
    EOS R8
    ・有効画素数 約2420万画素
    ・フルサイズセンサー
    ・最高約40.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥、馬)
    • 乗り物(モータースポーツ、鉄道、飛行機)
  • 動体撮影をメインに使うなら!

    EOS R7
    EOS R7
    ・有効画素数 約3250万画素
    ・APS-Cセンサー
    ・最高約30.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥)
    • 乗り物(モータースポーツ)
  • 手軽に本格的な撮影を楽しむなら!

    EOS R10
    EOS R10
    ・有効画素数 約2420万画素
    ・APS-Cセンサー
    ・最高約23.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥)
    • 乗り物(モータースポーツ)
  • これからカメラをはじめるなら!

    EOS R50
    EOS R50
    ・有効画素数 約2420万画素
    ・APS-Cセンサー
    ・最高約15.0コマ/秒の連写
    ・トラッキング対象
    • 人物
    • 動物(犬、猫、鳥)
    • 乗り物(モータースポーツ)

4 ステップで完了

設定方法

  • EOS R7/EOS R10/
    EOS R50

  • EOS R6 Mark II/
    EOS R8

  • 設定方法
    ※ 画面はEOS R7/EOS R10の場合

    「Qボタン」を押して設定を始めます。※タッチ操作がONになっていない場合は
    こちらから変更してください。

  • 設定方法
    ※ 画面はEOS R7/EOS R10の場合

    STEP 1

    [AFエリア]をタップし(①)、
    [全域全域]に設定(②)。
    [トラッキングトラッキング:する:する]にします(③)。

  • 設定方法
    ※ 画面はEOS R7/EOS R10の場合

    STEP 2

    [AF動作]をタップし(①)、
    [SERVO]に設定します(②)。

  • 設定方法
    ※ 画面はEOS R7/EOS R10の場合

    STEP 3

    [検出する被写体]を
    タップし(①)、
    検出&トラッキングしたい
    被写体を選びます(②)。※検出対象をカメラ任せにできる[自動]を選択できる機種もあります。

  • 設定方法
    ※ 画面はEOS R7/EOS R10の場合

    STEP 4

    [MENU]ボタンを押し(①)、
    [AF]タブにある[瞳検出]を
    選択(②③)。
    [する]に設定します(④)。
    以上で設定は完了です!

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    「Qボタン」を押して設定を始めます。※タッチ操作がONになっていない場合は
    こちらから変更してください。

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    STEP 1

    [AFエリア]をタップし(①)、
    [全域全域]に設定(②)。
    [トラッキングトラッキング:する:する]にします(③)。

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    STEP 2

    [AF動作]をタップし(①)、
    [SERVO]に設定します(②)。

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    STEP 3

    [検出する被写体]を
    タップし(①)、
    検出&トラッキングしたい
    被写体を選びます(②)。

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    STEP 4

    [MENU]ボタンを押し(①)、
    [AF]タブ(②)にある
    [瞳検出](③)を選び、

  • 設定方法
    ※画面はEOS R6 Mark Ⅱの場合

    STEP 4

    [自動][右目優先][左目優先]
    のいずれかを選択します。

支える技術

1デュアルピクセルCMOS AF II

一つの画素で、撮像とAF位相差情報を同時に取り込むことができる「デュアルピクセルCMOS AF II」。両方の情報を使った緻密な被写体追尾が可能なほか、広い面積で受光して位相差AFを行えるため、光量が少ないシーンでも高精度なオートフォーカスを実現します。また、DIGIC Xの高速演算との相乗効果で、高速連写中も精度の高いAFを継続可能。高速・高精度・広範囲な被写体検出&トラッキングに貢献しています。

デュアルピクセルCMOS AF II フォトダイオードA フォトダイオードB 位相差AFと現像が可能な画質
※ 断面イメージ図

2EOS iTR AF X

ディープラーニングを活用したアルゴリズムで、顔や色、形などの情報から被写体を自動で認識する「EOS iTR AF X」。ディープラーニング技術により、対応被写体の増加や検出精度の向上を次々と実現しています。

  1. ※ iTR:Intelligent Tracking and Recognition
  • 人物の瞳/顔/頭部/胴体を高度に検出することで、被写体の動きや姿勢、向き、ポーズ、顔の見え方がさまざまな状況にも柔軟に対応します。

    瞳/顔検出
    顔の向きやポーズ、ライティング、メイク、髪型、マスクに影響を受けにくい瞳検出が可能。瞳が検出できない場合は、顔を検出してトラッキングを継続します。
    頭部検出
    ヘルメットやニット帽、フードなどで瞳/顔が見えないウィンタースポーツでも、頭部検出により安定して追尾できます。
    胴体検出
    動きの大きい体操などのスポーツシーンで、手など体の一部に隠れてしまい頭部検出が難しい場合も、胴体を検出することで、被写体への食いつきを確保します。
    人物の検出アルゴリズム
  • 動物の瞳/顔/全身を総合的に検出することで、被写体の大きさや顔の向き、傾きに影響されにくい高精度な検出と追従を実現します。

    瞳検出
    瞳にピントを合わせたい場面で、鼻先やくちばしなどの手前側のパーツではなく、瞳を検出してピントを合わせます。手前に障害物がある場合にも瞳検出が有効です。
    顔検出
    豊かな表情を見せるさまざまな種類の顔を検出してピントを合わせます。寝っ転がって顔が回転する場合や、動いて顔の位置が変化しても継続的に顔を検出可能です。
    全身検出
    被写体が遠く小さい場合には、全身検出により被写体を捉えます。安定的にカメラの方を向いてくれない動物撮影では、全身検出が有効です。
    動物の検出アルゴリズム
  • モータースポーツの車(フォーミュラカー・GTカー・ラリーカー)とバイク(モーターバイク・オフロードバイク)、鉄道、飛行機を検出可能※1。車体を複数検出している場合は、マルチコントローラーで素早く切り換えできます。また、被写体のスポット検出※2と全体検出が可能です。

    バイク(モータースポーツ)
    スポット検出※2
    バイク(モータースポーツ)
    全体検出
    バイク(モータースポーツ)
    通常はスポット検出、車体が奥に傾くコーナーでは全体検出、などの使い分けが可能。
    鉄道
    スポット検出※2
    鉄道
    全体検出
    鉄道
    スポット検出により、ノーズの長い高速鉄道の運転席にフォーカス可能。それ以外の車両は全体検出のみ。
    飛行機
    スポット検出※2
    飛行機
    全体検出
    飛行機
    スポット検出の場合は、コックピット付近にフォーカス。
    1. ※1 被写体によっては乗り物検出できないことがあります。 また、車、バイク、鉄道、飛行機ではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。​
    2. ※2 被写体によってはスポット検出できない場合があります。また、ドライバーやライダーのヘルメット、鉄道の運転席や飛行機のコックピットではない領域をスポット検出する場合があります。​

Q&A

  • どんな設定のとき、
    瞳トラッキングが有効になりますか?
    AF動作が[SERVO]、被写体追尾(トラッキング)が[する]、検出する被写体が[人物][動物優先][乗り物優先]のいずれか、瞳検出が[する]に設定されている場合、有効となります。
  • 瞳AFとの違いは何ですか?
    瞳AFは、従来カメラから搭載されている、人物の瞳を検出してピントを合わせる機能です。[被写体追尾(トラッキング):する]にしている間は、ピントを合わせるだけでなく、粘り強く追いかけ続けるのが特長です。
  • [動物優先][乗り物優先]設定時は、
    人物は検出されないのでしょうか?
    [動物優先]の場合は動物を、[乗り物優先]の場合は乗り物を優先して検出します。動物や乗り物が画面内にいない場合は、人物を検出してトラッキングします。
  • [被写体追尾(トラッキング):しない]の設定が可能ですが、
    どんなシーンの撮影に適しているのでしょうか?
    瞳トラッキングは、強力な被写体検出AF機能です。一度掴むと追い続けるため、被写体を切り換えたいときなどは一度[しない]に設定(通常のサーボAFとして使用)する必要があります。ボタンカスタマイズでトラッキングON/OFFをすぐに切り換えられるようにしておくと便利です。
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瞳トラッキング
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/af-tracking
2
https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/af-tracking/af-tracking.jpg?la=ja-JP&hash=15ACF3973BAE5C797462BD5BB944908B
2022-10-19