albos Light & Speaker
キヤノンが新しく展開するブランド「albos」から生まれたスポットライト型ワイヤレススピーカー。生演奏のような立体感のある上質なサウンドと、対象をピンポイントで照らすライトで、没入感のある空間を演出する。シルバーとブラックの2色展開。フル充電で最大5時間連続再生可能(※ライトを点灯せずに音楽再生のみの場合)な大容量バッテリーを搭載している。
約122(台座直径)×310(高さ)mm/約1.6kg/オープン価格
“always by our side(いつも私たちのそばに)”をコンセプトに、Canonから新しく生まれたスポットライト型スピーカー「albos Light&Speaker」。360°全方位から体感できるクリアなサウンドと様々な角度から対象を照らせるライトにより、日常に彩りを加えてくれる。今回は、東京の幡ヶ谷にある自転車屋「WOOD VILLAGE CYCLES」に音楽や空間作りのこだわりから、「albos」の魅力について話を聞いた。別記事では、同店について深く掘り下げた記事もあるので、そちらも併せて是非チェックしてみて欲しい。
渋谷区幡ヶ谷のとある商店街に構える「WOOD VILLAGE CYCLES」。古い自転車を乗る人の好みに合わせて組み立てることのできるオーダーメイドの自転車屋だ。店内に入ると、自転車やそのパーツたちが所狭しと並んでいながら、どこか温かみのある居心地の良さを感じる。オーナーの木村さんによるDIYでほぼ作られたという木材を中心とした内装が、その空気を作っているのかもしれない。
「お客さんが緊張しないような場所にしたかったんですよね。よく友達の家に来たみたいと言われます(笑)。一般的な自転車屋って、自転車の用事があるときにしか中々行かないので、お客さんの来てくれる頻度が少ないんです。でも、ウチの店には自転車の用事がなくても、来てほしいなと思っていて。最近はお店でコーヒーを淹れてくれる人たちもいるので、コーヒーを飲んで喋りに来るだけの人もたくさんいます。そこから自転車を色々変えてみたいとか、壊れる前にトラブルに気付けるといったこともありますし」と木村さんは自身のお店について話す。
お客さんが和める場所にするという意味では、店内のBGM選びに関しても共通している。「その日の天気や気分によって変えてはいますが、音楽が際立ち過ぎないものを選ぶということは意識しています。その空間に馴染むような感じとか、耳には入ってくるけど、意識せずに聴けるものっていうのをなるべく選ぶようにはしていますね」。
そんな「WOOD VILLAGE CYCLES」は、店内の奥に自転車の組み立てなどを行う作業スペースを併設している。「albos」は空間作りや作業の相棒など、店の色々なシーンにぴったりハマる製品だと木村さんは話す。「内装を頻繁に変えたり、店内の面積も限られているので、固定の大きなスピーカーは置くことができず、普段からポータブルスピーカーを使っていたのですが、これまで使っていたものは音が真っ直ぐ直接的に聴こえてくるのが嫌で。でも、『albos』は360°に広がるので店内のどこにいても音楽が聴きやすい。音質に詳しい訳ではない自分でもその音の違いが分かるんだと感動しました」。
今後は作業台の上が、「albos」の基本的な定位置になりそうだと教えてくれた木村さん。スピーカーとしてだけでなく、そこでのライトとしての実用性についても語ってくれた。「白い光が少し苦手で、店内には白い光のライトが少ないんです。でも、手元で細かいパーツの色を見るときなどには必要なので、ちょうど作業台に白い光を照らせるライトが欲しかった。「albos」はそういうちょっとした作業でも活躍しています。普段は暖色のライトへ調光して置いておけば、店内の雰囲気にも合うので、本当にウチのお店にぴったりだなと思います」。
機能性について太鼓判を押された「albos」。そのデザインについても自転車屋ならではの視点で魅力があるという。「最初にみたときから、デザインがかなり気に入っていました。アルミの削り出しというのは、自転者好きにとって大好物だと思います(笑)。自転車にも削り出しのパーツがあったりするので親和性がありますし、乗り物が好きな人は惹かれるデザインじゃないですかね。ウチのお客さんだと家に自転車のグッズを置いているコーナーがある人たちが多いので、そういうところにおいても、馴染む気がします」。
取材の最後に木村さんは物選びの基準についてこんなことを話していた。「若い頃は買いやすいとか、壊れないといった点が大事だったのですが、30代になってからはより自分に合ったものや性能がいい物を選ぶようになってきました」。そんな自転車好きを始めとした物に愛着を持って接する人たちの側に、「albos」はよく似合う。「WOOD VILLAGE CYCLES」では、実際に店頭にて「albos」の展示も期間限定で実施予定なので、自転車の相談や買い物と一緒に是非チェックしてみてほしい。
※WOOD VILLAGE CYCLESでは2024年5月24日(金)〜6月23日(月)の期間限定で「albos」を展示中。
PHOTO:Yuko Yasukawa
EDIT & TEXT:Sota Nagashima
キヤノンが新しく展開するブランド「albos」から生まれたスポットライト型ワイヤレススピーカー。生演奏のような立体感のある上質なサウンドと、対象をピンポイントで照らすライトで、没入感のある空間を演出する。シルバーとブラックの2色展開。フル充電で最大5時間連続再生可能(※ライトを点灯せずに音楽再生のみの場合)な大容量バッテリーを搭載している。
約122(台座直径)×310(高さ)mm/約1.6kg/オープン価格
住所:東京都渋谷区本町6-41-15
営業時間:12:00-19:00
定休日:月、火(水は作業日)
電話番号:03-6300-4185
「albos」とのコラボ企画として、私たちの生活に寄り添い、ライフスタイルを豊かにしてくれる様々なショップを紹介していく本連載。今回、東京・幡ヶ谷にあるオーダーメイドの自転車店「WOOD VILLAGE CYCLES」をフィーチャー。物選びにおいて大切にしている価値観などについてオーナーである木村さんに話を聞いた。