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初心者から上級者まで あなたの写真が変わるプリント講座 解説:岡嶋和幸

初心者から上級者まで あなたの写真が変わるプリント講座 解説:岡嶋和幸

プリンターをより使いやすくカスタマイズ

Media Configuration
Toolとは

「Media Configuration Tool」(メディア・コンフィグレーション・ツール)は、プリンターの用紙情報を管理するためのソフトウェアです。Media Configuration Toolを使用すると、サポートする用紙の追加や更新があったときに、インターネットから新しい用紙情報ファイルをダウンロードしてプリンターに登録できます。同じ機種の複数のプリンターに同じ用紙情報を登録したり、プリンターの操作パネルやプリンタードライバーなどで表示される用紙種類の順番や名称の変更も可能です。他社製用紙を使用するときも、既存の用紙情報をカスタマイズしてプリンターに追加できるので便利です。カスタマイズにより作成された用紙のことを、Media Configuration Toolでは「カスタム用紙」と呼んでいます。

Media Configuration
Tool起動する

Media Configuration Toolはキヤノンのウェブサイトからダウンロードしてインストールします。Media Configuration Toolを起動するときは「通常モード」と、用紙情報の追加や更新に特化した「用紙追加モード」の2つの方法があります。

通常モードで起動

[すべてのアプリ]をクリック [Canon Utilities]をクリック [Media Configuration Tool]をクリック
  1. 1
    タスクバーの[スタート]メニューで[すべてのアプリ]をクリックします。
  2. 2
    [Canon Utilities]をクリックします。
  3. 3
    [Media Configuration Tool]をクリックすると起動します。

用紙追加モードで起動

[すべてのアプリ]をクリック [Canon Utilities]をクリック [Media Configuration Tool 用紙追加]をクリック
  1. 1
    タスクバーの[スタート]メニューで[すべてのアプリ]をクリックします。
  2. 2
    [Canon Utilities]をクリックします。
  3. 3
    [Media Configuration Tool 用紙追加]をクリックすると起動します。

用紙情報ファイル(Media Information File/.am1xファイル)、または用紙情報のバックアップファイル(ambファイル)のダブルクリックでも用紙追加モードで起動できます。

用紙情報追加
更新

PRO-G1やPRO-S1などの対応プリンターでは高品位な印刷結果が得られるよう、用紙ごとに最適なプリンター設定が用紙情報ファイルとしてまとめられています。キヤノン純正紙とキヤノン出力確認紙(キヤノンが一定の評価を行いプリンターでの通紙を確認した用紙)については、キヤノンからその用紙情報ファイルが提供されます。

最近では用紙メーカーからもキヤノン用のプリンター設定情報が入った「.am1xファイル」が提供されています。その用紙情報ファイルをMedia Configuration Toolでプリンターに登録することで、最適なプリンター設定を自分で調べる手間が省けます。印刷を行うときもプリンター本体やプリンタードライバーなどで用紙名を選ぶだけなので、効率良く確実に設定が行えるようになります。

.am1xファイルを提供している用紙メーカー
伊勢和紙
イルフォード
キャンソン・インフィニティ
ダイヤミック
ハーネミューレ

メイン画面

メイン画面には起動時、または[プリンター検索]で選んだプリンター(基準プリンター)に登録されている用紙情報が表示されます。グレーアウトしている用紙は、プリンターの操作パネルやプリンタードライバーには表示されません。

プリンター検索 [用紙情報の追加/保存]ボタングループ [カスタム用紙]ボタングループ [用紙情報の編集]ボタングループ [属性] [プリンター登録済み用紙数/最大登録用紙数]
  1. 1
    プリンター検索
    用紙情報を変更したいプリンターを選びます。
  2. 2
    [用紙情報の追加/保存]ボタングループ
    プリンターに登録されていないキヤノン純正紙、またはキヤノン出力確認紙を追加して用紙情報を最新にしたり、同じ機種のプリンターに同じ用紙情報を登録したりすることができます。プリンターの用紙情報をパソコンに保存したり、ほかのプリンターで作成したカスタム用紙の用紙情報を追加したりすることも可能です。
  3. 3
    [カスタム用紙]ボタングループ
    他社製用紙の印刷品位や搬送性などを向上させたい場合に、カスタム用紙の用紙情報の追加や編集ができます。
  4. 4
    [用紙情報の編集]ボタングループ
    基準プリンターの操作パネルやプリンタードライバーに表示される用紙情報を変更することができます。
  5. 5
    [属性]
    カスタム用紙は[カスタム]、削除できない用紙は[削除不可]が表示されます。
  6. 6
    [プリンター登録済み用紙数/最大登録用紙数]
    用紙情報は[最大登録用紙数]を超えてプリンターに追加することはできません。

メイン画面での用紙情報の追加や更新

用紙情報ファイル(Media Information File/.am1xファイル)をプリンターに登録します。プリンターと通信中は印刷を行ったり、電源を切ったりしないでください。追加や編集を行う前に用紙情報をバックアップしておくことをお勧めします。

[用紙情報の追加/更新]をクリック
①[用紙情報の追加/更新]をクリックします。
[次へ]をクリック
②[用紙情報の追加/更新]ウィンドウが表示されます。[状態]の[プリンター登録済み]は最新の内容でプリンターに登録されている用紙で、[更新あり]はプリンターに登録されていますが、最新の内容になっていない用紙です。[プリンター未登録]はプリンターに登録されていない用紙です。[更新あり]の用紙を更新したり、[プリンター未登録]の用紙を追加する場合はチェックマークを付けて[次へ]をクリックします。
[実行]をクリック
③表示された[用紙情報の更新]ウィンドウの[実行]をクリックします。
[はい]をクリック
④[はい]をクリックします。
[再実行]をクリック
⑤[更新結果の確認]ウィンドウの[プリンター名]の左側に緑色のチェックマークが表示されていることを確認します。[OK]をクリックすると用紙情報がプリンターに反映されます。赤色のXマークが表示されているプリンターは用紙情報が更新されていません。プリンターやネットワークの状態を確認し、[再実行]をクリックしてください。
用紙情報がプリンタードライバーに反映
⑥[はい]をクリックすると、用紙情報がプリンタードライバーに反映されます。
[OK]をクリック
⑦[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑧プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑨[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
⑩用紙情報の更新が終わると表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。プリンターのプロパティ画面も[OK]をクリックして閉じます。

用紙情報ファイルを
ダブルクリックして追加する

キヤノンホームページより最新の用紙情報ファイルをダウンロードします。.am1xファイルが用意されている他社製用紙の場合は、用紙メーカーのホームページよりダウンロードします。

用紙追加モードで起動
①ダウンロードした用紙情報ファイル(.am1x)をダブルクリックすると、Media Configuration Toolが用紙追加モードで起動します。
プリンターを選んで[OK]をクリック
②[プリンターの選択]ウィンドウで、用紙を追加したいプリンターを選んで[OK]をクリックします。なお、[Media Configuration Tool 用紙追加]で起動した場合は、プリンターを選んだ後に用紙情報ファイルのダウンロードが行われます。
[追加/更新]をクリック
③[用紙情報の選択]ウィンドウで登録する用紙にチェックマークを付けて、[追加/更新]をクリックします。
[プリンタードライバー]をクリック
④プリンターへの用紙情報が正常に更新されると[プリンタードライバーの用紙情報を更新]ウィンドウが表示されます。[プリンタードライバー]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑤プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑥[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
⑦用紙情報の更新が終わると表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。プリンターのプロパティ画面も[OK]をクリックして閉じます。

用紙情報編集

Media Configuration Toolでは、用紙情報の表示順や表示名の変更、用紙情報の削除などを行うことができます。プリンターの操作パネルやプリンタードライバーなどに表示される用紙情報をカスタマイズすることで、よく使用する用紙が選びやすくなります。

用紙情報の表示順の変更

用紙を選択
①表示順を変更したい用紙を選択します。[用紙の表示順変更 上]または[用紙の表示順変更 下]をクリックすると、選んだ表紙が1行ずつ上または下に移動します。
[編集結果の反映]をクリック
②表示順の変更が終わったら[編集結果の反映]をクリックします。
[はい]をクリック
③[はい]をクリックすると、変更した用紙情報がプリンターに反映されます。
[OK]をクリック
④[OK]をクリックします。
[はい]をクリック
⑤[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑥[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリックし
⑦プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑧[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
⑨用紙情報の更新が終わると表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。プリンターのプロパティ画面も[OK]をクリックして閉じます。

用紙の表示名の変更

[用紙名称の変更]をクリック
①表示名を変更したい用紙を選択し、[用紙名称の変更]をクリックします。
[OK]をクリック
②[用紙名称の変更]ウィンドウで[操作パネルの表示名]と[プリンタードライバーの表示名]を編集して[OK]をクリックします。[操作パネルの表示名]は2バイト(全角)文字で10文字、1バイト(半角)文字で20文字まで入力可能ですが、全角英数は使用できません。[プリンタードライバーの表示名]は32文字または80バイトのいずれかになるまで入力可能ですが、半角カナ、全角英数は使用できません。カスタム用紙は[用紙名称(英語)]の編集も可能で、1バイト文字で20文字まで入力できます。ここでは[フォト用紙(薄口)]から[フォトペーパー(薄手)]に変更しました。
[編集結果の反映]をクリック
③表示名の変更が終わったら[編集結果の反映]をクリックします。
[はい]をクリック
④[はい]をクリックすると、変更した用紙情報がプリンターに反映されます。
[OK]をクリック
⑤[OK]をクリックします。
[はい]をクリック
⑥[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑦[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑧プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑨[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
⑩用紙情報の更新が終わると表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。プリンターのプロパティ画面も[OK]をクリックして閉じます。

用紙情報の削除

[用紙情報の削除]をクリック
①削除したい用紙を選択し、[用紙情報の削除]をクリックします。
[はい]をクリック
②[はい]をクリックすると、変更した用紙情報がプリンターに反映されます。
[OK]をクリック
③[OK]をクリックします。
[はい]をクリック
④[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑤[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑥プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑦[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
⑧用紙情報の更新が終わると表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。プリンターのプロパティ画面も[OK]をクリックして閉じます。

カスタム用紙設定

「カスタム用紙」とは、Media Configuration Toolで既存の用紙情報をカスタマイズして作成された用紙のことです。他社製用紙の印刷品位や搬送性などを向上させたい場合に、カスタム用紙の追加と編集を行います。

カスタム用紙の追加

カスタム用紙をプリンターに追加するには、まず基準とする用紙情報を選びます。次に用紙の名称を設定し、カスタム用紙としてプリンターに追加します。その後、高品位な印刷結果が得られるようにカスタム用紙の用紙情報を編集します。

[カスタム用紙の作成]をクリック
①[カスタム用紙の作成]をクリックします。
カスタム用紙の作成
②[用紙のカテゴリ]を選ぶと[操作パネルの表示名]に表示される用紙情報が変わります。カスタム用紙の基準とする用紙情報を選んで[次へ]をクリックします。追加するカスタム用紙に材質や厚さが最も近いと思われる用紙情報を選びますが、分からない場合は[用紙のカテゴリ]で[すべて]以外を選び[用紙候補の検索]をクリックします。

カスタム用紙の基準とする用紙情報が分からない場合は、[用紙候補の検索]ウィンドウで[重さ(坪量)]または[厚さ]を設定し[OK]をクリックします。選択したカテゴリの中から適切な用紙情報が自動で選択されます。
[次へ]をクリック
③プリンターの操作パネルやプリンタードライバーで表示する名称を入力します。[操作パネルの表示名]は2バイト(全角)文字で10文字、1バイト(半角)文字で20文字まで入力可能で、全角英数は使用できません。[プリンタードライバーの表示名]は32文字または80バイトのいずれかになるまで入力可能で、半角カナ、全角英数は使用できません。[用紙名称(英語)]は1バイト文字で20文字まで入力可能です。入力したら[次へ]をクリックします。
[実行]をクリック
④[用紙情報の更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[はい]をクリック
⑤[はい]をクリックします。
[再実行]をクリック
⑥[更新結果の確認]ウィンドウの[プリンター名]の左側に緑のチェックマークが表示されていることを確認します。[OK]をクリックするとカスタム用紙がプリンターに追加されます。赤のXマークが表示されているプリンターはカスタム用紙が追加されていません。プリンターやネットワークの状態を確認し、[再実行]をクリックしてください。
[はい]をクリック
⑦[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑧[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑨プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑩[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[はい]をクリック
⑪この後、追加したカスタム用紙を編集する必要があります。すぐに編集を行う場合は[はい]をクリックします。

カスタム用紙追加

プリンターに追加したカスタム用紙の用紙情報を、高品位な印刷結果が得られるように編集します。[カスタム用紙の編集]ウィンドウでは、①[紙送り調整]シート、②[印刷時の詳細設定]シート、③[用紙の詳細設定]シート、④[ICCプロファイル]シートの順番で設定を行います。順番が異なると、設定が再度必要になることがあります。

プリントに色味の違う横すじが入ることがあるので、紙送り調整は必ず行ってください。実行しないと、紙種推定が正常に行われない場合があります。紙送り調整では、カスタム用紙が1枚必要になります。一度印刷した用紙をセットしないでください。

[カスタム用紙の編集]をクリック
[用紙のカテゴリ]で[カスタム]をクリックすると、プリンターに追加したカスタム用紙が表示されます。編集したいカスタム用紙を選んで[カスタム用紙の編集]をクリックします。

紙送り調整

[実行]をクリック
①[カスタム用紙の編集]ウィンドウが表示されます。まず最初に[紙送り調整]シートを選んで、カスタム用紙の紙送り量を調整します。カスタム用紙をプリンターにセットし、[実行]をクリックします。
[OK]をクリック
②[給紙方法]ウィンドウが表示されます。プリンターにセットしたカスタム用紙の[用紙サイズ]と[給紙方法]を選択し、[OK]をクリックします。
[はい]をクリック
③[はい]をクリックします。調整パターンが印刷され、その結果をもとに用紙の紙送り量が自動的に調整されます。紙送り調整が完了するまで約10分かかります。
[OK]をクリック
④[OK]をクリックします。紙送り調整以外の項目は必要に応じて設定します。カスタム用紙の編集をここで終了する場合は、[カスタム用紙の編集]ウィンドウの[更新]を必ずクリックしてください。

印刷時の詳細設定

[カスタム用紙の編集]ウィンドウ [カスタム用紙の編集]ウィンドウの[印刷時の詳細設定]シートを選んで、カスタム用紙の印刷に関する設定を行います。[インク乾燥時間]で、複数枚の印刷を連続して行うときの、インクを乾燥させるための待ち時間を設定します。[off]は印刷終了後、すぐに次の印刷が開始されます。乾燥時間を選ぶと、設定した時間が経過してから次の印刷が開始されます。インクの乾きが悪い用紙などで設定すると良いでしょう。

用紙の詳細設定

[カスタム用紙の編集]ウィンドウ ①[カスタム用紙の編集]ウィンドウの[用紙の詳細設定]シートを選んで、印刷時の擦れや汚れを防ぐために、インクに関するカスタム値を設定します。[インク使用量]で使用するインク量の上限、[紙の厚さ(ヘッドの高さ)]でプリントヘッドの高さを選択します。 [インク使用量]はお試し印刷を行い、最適なレベルを判断して設定します。

[給紙方法]ウィンドウ
②[お試し印刷]をクリックすると[給紙方法]ウィンドウが表示されます。[用紙サイズ]と[給紙方法]を選んで[OK]をクリックします。
[お試し印刷の設定]ウィンドウ
③[お試し印刷の設定]ウィンドウが表示されます。[印刷品質]は編集するカスタム用紙でよく使用すると思われる印刷画質を選びます。[インク使用量]はお試し印刷でのレベルを選びます。[キヤノン基準用紙]はカスタム用紙の基準として選んだ用紙のインク使用量です。[お試し印刷に使用する画像]で印刷する画像を選び、[印刷開始]をクリックします。
[はい]をクリック
④[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑤[OK]をクリックします。

標準画像でお試し印刷 ⑥標準画像でお試し印刷を行った場合、A.発色や階調の滑らかさ、ざらつきや色のつぶれがないか。B.文字がにじんでいないか、つぶれたり読みにくくなっていないか。C.色と色の境界線がにじんでいないか、色ムラがないかなどに着目し、最適なインク量を判断します。インク使用量を多くすると色域が広がり、少なくするとインクのにじみや色のつぶれが軽減される傾向です。インク使用量が多過ぎるとプリントにシワがよったり、インクがにじんだり、少な過ぎると発色が悪くなったり、かすれたりすることがあります。判断に迷う場合は[キヤノン基準用紙]をお勧めします。 [紙の厚さ(ヘッドの高さ)]は、高くするとプリントヘッドは用紙から離れます。低くするとプリントヘッドが用紙に擦れやすくなり、プリントに傷が入ったり、プリントヘッドの故障につながることがあります。

ICCプロファイル

[更新]をクリック

①編集するカスタム用紙のICCプロファイルが提供されている場合は[参照]をクリックして選びます。カスタム用紙の編集が終わったら[更新]を必ずクリックしてください。

ICCプロファイルは通常、Windowsは「C:\Windows\System32\spool\drivers\color」、Macは「Macintosh HD/ライブラリ/ColorSync/Profiles/」に保存されています。

[実行]をクリック
②[用紙情報の更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
[はい]をクリック
③[はい]をクリックします。
[更新結果の確認]ウィンドウ
④[更新結果の確認]ウィンドウの[プリンター名]の左側に緑のチェックマークが表示されていることを確認します。[OK]をクリックするとカスタム用紙がプリンターに追加されます。赤のXマークが表示されているプリンターはカスタム用紙が追加されていません。プリンターやネットワークの状態を確認し、[再実行]をクリックしてください。
[はい]をクリック
⑤[はい]をクリックします。
[OK]をクリック
⑥[OK]をクリックします。
[用紙情報更新]をクリック
⑦プリンターのプロパティ画面が表示されます。[用紙情報更新]をクリックします。
[実行]をクリック
⑧[用紙情報更新]ウィンドウが表示されるので[実行]をクリックします。
用紙情報をファイルとして保存
⑨編集したカスタム用紙の用紙情報をファイルとして保存する場合は[はい]をクリックします。カスタム用紙の用紙情報ファイル(.am1xファイル)が保存されます。

用紙情報を更新 カスタム用紙の用紙情報が追加され、プリンターの操作パネル、プリンタードライバー、Professional Print & Layoutの[用紙の種類]の設定で選べるようになりました。プリントヘッドが擦れたり、インクのにじみや色のつぶれなどが気になる場合は、カスタム用紙の編集をやり直すなど微調整を行い、用紙情報を更新すると良いでしょう。

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あなたの写真が変わるプリント講座【中級編】Lesson 15 Media Configuration Toolで用紙情報を管理
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/tips/print-howto/lesson15
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/tips/print-howto/image/1.png?la=ja-JP&hash=0A7FFD82FECAE1787B196782EB84DD05
2023-10-20