このページの本文へ

カメラの命綱=ストラップにもメンテが必要!

公開日:2020年1月15日

「えっ!? ストラップのメンテナンス?」と思うかもしれませんが、ストラップがゆるんでいたり、摩耗してほつれていたりすると大切なカメラやレンズを地面に落としてしまうかも! 今回は、意外と知らない「ストラップのメンテナンス方法」を紹介します。

まずはおさらい! ストラップの正しい取り付け方法

きちんと取り付けていないと、カメラを落としてしまう危険が! 正しいストラップの付け方を確認しておきましょう。

《キヤノン公式のストラップの取り付け方》

STEP1

STEP1

ストラップの裏側を上に、カメラの外側から上に向けて通す。

STEP2

STEP2

ストラップを折り返し留め具に通す。

STEP3

STEP3

留め具の内側を通す。

STEP4

STEP4

1~4の順で長さを調節。

HOW TO ストラップのメンテ!

カメラ機材の重さを支えるため頑丈にできているストラップですが、長く使っていると、どうしても摩耗が進行します。適切なケアをしなければ、寿命を縮めることに! 安心してストラップを使うためのメンテナンス方法とは?

その1 ストラップの定期確認/清掃をしよう

⇒ストラップの取り付け部は、意外と汚れがたまりがち。
砂やほこりなどの異物がたまると、ストラップの摩耗が起きやすくなり、寿命を縮めてしまうことがあります。

定期的にストラップの磨耗を確認

定期的にストラップを取り外して、摩耗していないか確認しましょう。
取り付け部にたまった砂、ほこりなどは、定期的にハケなどで清掃しましょう。

ストラップが摩耗しているときはすぐに交換

ストラップが摩耗しているときは、すぐに交換します。応急処置としては、摩耗した部分をずらすとよいでしょう。(そのまま放置しないように!)

その2 濡らしたストラップは、しっかり乾燥させよう

⇒濡れたストラップを取り付けたままにしていると、水分でストラップ取り付け部が腐食してしまうかも!

腐食したストラップ取り付け部

ここまで腐食したストラップ取り付け部は、修理が必要です。内部まで浸水している場合は、オーバーホールとなるケースも。
濡れたストラップはカメラから外して、よく乾燥させましょう。

その3 衝撃で変形したストラップ取り付け部は、修理しよう

⇒うっかりカメラをぶつけて、変形したストラップ取り付け部は、ストラップに負担がかかり、摩耗を早めることに!

変形したストラップ取り付け部

ストラップ取り付け部が変形するほどの衝撃は、カメラの機能や精度に影響を及ぼしている可能性も。
点検も含め、ストラップ取り付け部の交換修理をおすすめします。


ストラップまわりのケアやメンテナンスは、意外な盲点! この機会にご愛用のカメラのチェックをしましょう。長年使っていると、ヒモがこすれて切れかかっていることもありますよ(担当者の実体験!)。新しいストラップに付け替え気分一新するのもおすすめです。

279FF4443DB84597A35580411A7C8B2F
カメラの命綱=ストラップにもメンテが必要!
https://personal.canon.jp/articles/tips/howto/camera10
2
https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/tips/howto/camera10/image/mente10.jpg?la=ja-JP&hash=0D4915B6817A294030D463BC691F5644
2020-01-15
11
12