写真家 野村恵子・浅田政志 PRO LINEプリントワークショップ
公開日:2025年10月23日

写真家の野村恵子氏、浅田政志氏を講師に迎え、「写真はプリントだ!全国ツアー」番外編を東川町国際写真フェスティバルにて開催しました。
会場では、PRO LINE「PRO-G2」「PRO-S1 Mark II」を使用し、参加者が実際にプリント制作を体験。プロ写真家による指導のもと、それぞれのオリジナルプリントを仕上げました。
完成した作品は額装して展示され、参加者同士の交流や作品鑑賞も活発に行われました。
本ワークショップは、プリントを通じて写真表現の魅力を改めて実感できる、充実した時間となりました。

野村 恵子
神戸市生まれ。 同志社女子大学英文科中退、現・大阪ビジュアルアーツアカデミー卒業。卒業後、渡米。LA,Santa Feのワークショップなどに参加し写真を学ぶ。帰国後、ベトナムをテーマにした初の個展により1997年「コニカプラザ新しい写真家登場」年間グランプリを受賞。1999年に沖縄をテーマにした写真集「DEEP SOUTH」を発表。同名の写真展を渋谷パルコギャラリ-にて開催。同作品にて、日本写真協会新人賞、2000年に東川賞新人作家賞を受賞。人物や風景から滲み出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚から力強く紡ぎ出された作品が高く評価された。俳優を撮り下ろした写真集や取材撮影に関わる本も多数出版されている。2019年、写真集「Otari-Pristine Peaks山霊の庭」により、林忠彦写真賞を受賞。個展の開催は50回を超え、グル-プ展も国内外で多数参加。2022年ポーランドより写真集「Melody of Light」刊行。その他の写真集も多数刊行されている。現在、沖縄を拠点に活動中。2023年より非営利の写真教育団体「New Photographer‘s Okinawa U-30」、また沖縄発のインディーズプレス「Thomas Press」の代表。

浅田 政志
写真家。1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land 浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々舎刊)を発表。新作個展「だれかのベストアルバム」を水戸芸術館で開催した。