透け感が上品。七夕を涼しく彩るサマーモビール
幼い頃はロマンチックな七夕伝説にときめきながら、短冊に綴る願いごとにワクワクしたものですが、大人になるとそんな季節行事に向き合う機会が減ることも。
ですが元々七夕は、5色の織糸を笹竹にかけ、書道や裁縫の上達を祈る行事だったそうです。
その由来を知ってみると、ちょっと自分ごとになるから不思議。
(書道も裁縫も、身につけたい大人のたしなみ…!)
七夕飾りと聞くと折り紙で作る、子どもらしいイメージが強いもの。
今年はせっかくなら、夏中ずっと飾りたくなるような上品なモビールを作ってみませんか。
今回は、2種類の印刷用紙を組み合わせるサマーモビールの作り方をご紹介します。
こちらは、@julitamuraさんのアイデア。
印刷用紙をランダムな形に切って組み合わせた、大人も嬉しいインテリアアイテムです。
今回使用するのは、トレーシングペーパーとOHPフィルム。
どちらも家庭用インクジェットプリンターで印刷が可能です。
紙の透け感を活かし、清涼感を引き出してくれる嬉しいアイデア。
ぜひ七夕が終わった後も、風鈴のように夏中飾って楽しんでみてくださいね。
サマーモビールの作り方
「七夕に飾りたいサマーモビール」を観ながら、一緒に作ってみてくださいね。
作り方
- A4トレーシングペーパーとOHPフィルムを使います。
- 表に好みのデザイン、裏面にオーナメント型を印刷します。
- オーナメント型に合わせてカットします。
- 同じ型のトレーシングペーパーとOHPフィルムを1枚ずつ重ね、穴を開けてハトメで留めます。
- 【3】にリボンや紐を付けます。
- 【4】をいくつか作り、1本の紐にガーランド状に結びつけて完成!
- 今日の小仕事を楽しむTIPS
- 型紙がない場合は、三角形や四角形など、ランダムな形に切って繋げてもOKです。
- 違うデザインを重ねて、自分だけの新しい柄を作りましょう♩
- ハトメがない場合は、穴を開けるだけでも素敵に仕上がります。
風に揺れると、OHPフィルムがキラキラと光を反射したり、トレーシングペーパーがしっとり涼しげな質感を出してくれます。
2種の紙を重ねることで、強度が増すと共に、重ねた2つのデザインがくっきり見えて、新しい絵柄として楽しめる効果もありますよ。
七夕が終わった後は、玄関飾りとしても◎。
ぜひこの夏、手作りのモビールを飾って、涼しげな風をおうちに迎えてくださいね。
今回使用したPRINTABLES
イラストレーターNozomi Yuasaさんの、夏の楽しみがぎゅっと詰まった爽やかな水彩画デザイン。
爽やかな色合いのパターンペーパーが揃っているので、ギフトやインテリアアイテム作りに重宝しますよ♩
「MICHELLE DESIGNS」を主宰するデザイナーMizuki Murataさんの、シックで洗練されたデザイン。
和のエッセンスが盛り込まれているので、七夕や季節行事の小仕事に活躍してくれます。
「準備から楽しむ、クリスマスデザイン集」より、オーナメント型用紙
一見季節外れと思いがちなデザインも、アイデア次第で使い方は様々。
ぜひ自分なりのPIRNTABLESの使い方を研究してみてくださいね♩