料理研究家は、体力勝負
私は西洋料理を中心に、和食・中華はもちろん、お菓子も作りますし、スタイリングも行うので、準備にとにかく時間がかかります。深夜作業は日常茶飯事、2、3日スタジオにこもって調理、なんてこともあります。揚げ物レシピの依頼が来たら1か月毎日揚げ物だったり、3か月ずっとヨーグルトだったり。そしてその間に家族の料理もつくる(笑)。自分でもよくやるなと思いますが、「つくる」という行為にどこか癒されているというか、やっぱり「料理」が好きなんだと思います。
美しいプリントで、
プレゼンが通りやすく
レシピをご提案する上で、プリンターは欠かせません。プレゼン時は、試作を写真に撮ったプリントを配ります。相手はレシピだけで仕上がりをイメージできる方ばかりではないので、プリントが美しいことはとても重要。味もニオイもわからない中、仕上がりを見栄えよく見せられることで、選んでいただきやすくなりました。再提案や作り直しの回数も減っています。またスタッフとのイメージ共有にもプリントは欠かせません。プリンターの変更直後に、スタッフから「先生変えた?」って指摘されて、やっぱり感度の高い人はわかるんだな、と思いました。

配布用チラシは両面プリントして三つ折りリーフにするなど、持ち帰りやすい工夫を施している
レシピ開発も、プリンターの出番
たとえばお題がオムライスなら、まずは画像をネットで検索。オーソドックスなもの、アレンジしたもの、変わったものなど数パターンのオムライスを何枚も出力してキッチンの壁に貼り出します。見比べながらイメージを膨らませつつ、どんどん試作を行い、レシピに赤字を書き込み、清書して…を繰り返して決めていきます。現場でも打ち合わせは紙を見ながら。WEBでもメモはできますが、私にとっては、この方法が効率的。紙なので、汚れても気にならないですしね。


試作を何度も繰り返して完成したレシピ。
フードスタイリング提案も、プリンターで作業がラクに
フードスタイリングの時は、イメージに合わせて木の板や皿、マットやカトラリーなどを選んだら、まずは写真でお客様にご提案します。料理同様、道具の質感も大事な要素なので、細部まで伝えられる表現力は必須。ここでしっかり選んでいただけないと、後でたくさんの現物を運ばなくてはならないので大変です。今は普通紙での出力がメインですが、今後は光沢紙やマット紙など、撮影するものに合わせていろいろ使っていければと。一部料理教室のメニューにも使っていますが、もっと使いこなしていきたいですね。

スタイリング用の道具も自ら撮影して提案

料理教室で生徒に配るために制作したメニュー表
経費精算にスキャン機能が活躍
スキャン機能も活用しています。毎月、請求書用にレシートを整理するのですが、多いときには食材費など月に100万近くかかるので、レシートの量が膨大になります。以前は一枚一枚紙に貼ってまとめて郵送していましたが、今はスキャンして税理士さんにメールで送れるのでずいぶん楽になりました。料理に没頭すると、どうしてもイメージしたり、つくったりすることに時間をとられがち。でもG6030のおかげで、事務作業がスムーズになり、今まで以上に本業に集中できるようになりました。

スキャンした領収書はメールで転送
プリンターに隔世の感。
劇的な進化に驚いています
以前は電話一体型のファクスプリンターでした。古いタイプだったので、スピードもゆっくりで色もあまりキレイに出ませんでしたが、まぁそれが普通なのかな、と(笑)。でもG6030に変えてからは、印刷も早いし、色もすごくキレイ。インクも長持ちで交換不要。以前はいつも買い足してはストックしていましたが、そんな心配もなくなりました。プリントもWi-Fiで。ケーブルレスで快適です。いかんせん前の機種が古すぎたので、劇的な進化に驚きっぱなしです(笑)。

サイズがコンパクトなので、置き場所にも困らないとのこと