店舗入り口にひと工夫 撮りためた写真をフル活用
1階は系列の店舗ですし、店の入り口は新潟駅に向かう人達の往来があるので立地的には恵まれていると思います。ただ、道幅が狭く、建物がフラットなので、見上げてもどんなお店なんだかわからない、というところが空中店舗のネックですね。
そこで入り口付近の壁面にアクセントカラー(黒色)を施し、POP等が貼れるディスプレイスペースとして活用することにしました。例えば今は、A3の画像で面を作って、店内の雰囲気や人数によるフロアの使い勝手、提供しているメニューを紹介しています。これらの写真はすべてスタッフが撮影していて、店のプリンターで出力しています。

外から店内の様子を知ることができない空中店舗は、店頭POPでの情報発信が重要

コンパクトなプリンターを、デッドスペースに設置。限られた店舗スペースを有効活用した
まさかのプリンター故障、修理より新規購入がトク!
このTR9530は、去年の夏頃から使っていますが、本当に購入して正解でした。
以前のプリンターは他社製品だったのですが、直接プリントができませんでした。なので出力するにはまず、スマホからパソコンにデータを送り、それから有線でパソコンとプリンターをつないでからになるので、今思うと手間がかかっていましたね。
しかし、TR9530はWi-Fiでつなげば、どこにいても手元のスマホやタブレットで操作ができるので、その場にいる必要もなく便利。並行して他のことができるので、効率的に動くことができます。さらに、「料理写真がキレイに出力できる」「大容量のインクが補充できるので、メンテナンスの手間が少ない」「A3の出力ができる、かつ、本体がコンパクト」という、希望も叶えられたので、今はとても満足です。
プリンターも毎日のように使っていれば、部品の消耗や経年劣化によるトラブルは、仕方がないことだと思います。しかし、家電量販店に足を運んでみて、たった数年の差でこんなにも性能があがっているのであれば、割り切って、劣化した部品の取替えで時間や労力をかけるより、買い換えたほうが効率的だと考え直しました。

プリントと同時にプリンターの電源がON。別作業中もスマホを使って“ながら印刷”が可能

料理写真はスマホアプリを使って魅力度アップ。加工した写真は、LINEアルバムでスタッフ全員と共有
発想次第で可能性無限大!かなり使える、手差し出力
TR9530を購入してしばらくして思いついたのが、ワインリストの見直しです。当店は、オーロラブラックアンガスをはじめとした肉料理が自慢。肉に合わせたワインの品揃えも少なくはありません。さらにワインは基本、ボトル売りになるのでワインに詳しいスタッフがお客様のテーブルに付けば良いのですが、アルバイトのスタッフが付いてしまうと、上手くお勧めすることができず、オーダーに至らないもどかしさが。料理はもちろんですが、スタッフとの何気ない会話も店を構成する大事な要素なので、ワインリストをお持ちした際にお客様同士、またはスタッフと会話が弾むものが作れないかとスタッフ皆で考えました。
結果、TR9530の手差し機能を活用してワインの画像データを厚紙で出力(A3で一度に2本分の表裏を作成)。それを、ボトルの形状に切り抜いて、ラミネートで貼り合わせしました。元々、お客様の興味を引くため、〝ジャケ買い〞したくなるようなエッジの効いたラベルのデザインが多かったので、単体でも面白いと思いましたが、リングで束ねてみると迫力が出て壮観!お客様からも「どのワインが料理に合うのか、イメージしやすくなった」「裏面のワインの説明を読むのが楽しい」「とてもオシャレで可愛い」など、リニューアル後の手応えもまずまずです。

これまでのワインリスト。テキストの説明だけでわかりにくいと言うお客様の声も

ワインボトル型のメニューの表面はワインボトルの写真を配し、裏面にはワインの説明と価格を記載。リングで束ねたワインリストはボリュームもあり、選ぶ楽しさも
地味だけど、使いやすい
大型液晶タッチパネル
最後になりますが、TR9530の大型液晶パネルはスタッフからも好評ですね。 誰にでも簡単に操作できますし、表示もシンプルでタッチの度に〝ピッ!〞と音が出るのでわかりやすい。オープンやクローズ準備作業の合間に操作することが多いので、し忘れやミスの防止になりますし、インク残量もチェックできるので、インクの管理も楽ですよ。
忘新年会が終わっても歓送迎会、春の行楽とまだまだ集客のチャンスが続きます。今後もTR9530を活用して積極的に顧客獲得を狙っていきたいですね。

パネルを見ながら誰でもすぐに使用できる。スタッフ全員が扱えるので業務効率化に