小寺慶子さんの「PowerShot V10のここが凄かった」
シズル感あふれる「ここぞ」のタイミングを逃さない
私はもともとせっかちなタイプなので、ボタンを長押ししてすぐに起動するのは嬉しい限り。約1.1秒で起動するので、撮り逃したくない瞬間の映像を的確に押さえることができるのは、料理の撮影にとても向いていると思います。たとえば、炊きたてご飯の土鍋のふたをパッと開けるときや、焼肉の脂が炭火に落ちてジュっと煙があがる瞬間、シェフが鍋振りでダイナミックに炒飯をあおる姿など「ここぞ」のタイミングを逃さない起動性の早さが備わっているからこそ、よりシズル感のあふれる動画や写真が撮影できると思います。
「カメラ」の雰囲気を出し過ぎないスマートで
コンパクトなデザイン
つねに持ち歩くものだからこそ、シンプルで使い勝手のよいデザインが好ましいです。海外のひとり旅が趣味で、ランチやディナーもひとりということが多いので、卓上に置いて撮影ができるスタンドが内蔵されているのは便利。スマホの片手持ちや一般的なカメラのように「明らかに撮っている」という雰囲気も出ないのでとてもスマートだと思います。スタンドを持ち手にすることも可能で、ホールド感がしっかりとしているので本体がぐらぐらしたりというストレスもゼロ。ライターという仕事柄、日頃からパソコン、スマホはかならず持ち歩きますが、そこにカメラが加わるのはややヘビー。そうした意味でもV10のコンパクトなデザインにとても惹かれます。
操作も簡単、動画撮影でグルメシーンが
さらに楽しくなりそう
自他共に認めるデジタル音痴の私でもすぐに使いこなせるほど操作性が高い!手ブレ補正や色み調整など必要な機能を備えながら、簡単に操作できるのに感動しました。レストランなどで料理を撮影する場合、出された料理はすぐにいただきたいので焦ってあとから写真を見返すとブレていることも多いのですが、V10は簡単に手ブレ補正設定ができるので、その心配もありません。スマートフォンのカメラでもじゅうぶん美しく撮影できるし、スペックのいいカメラを買って取り扱い説明書とにらめっこ状態になるのも…と購入を先延ばしにしていましたが、V10なら買ったその日からすぐにプロのような動画や写真が直観的に撮影できます。撮影に割く手間を最小限に、料理を食べたり友人との会話にも集中できるので、レストラン通いがさらに楽しくなりそうです。
“SNSに投稿される料理画像が美しいと、作り手の僕たちもとてもありがたい”
お店の魅力を伝えるツールのひとつとして、V10はとても有効的だと思いました。『CENSU TOKYO』の1階はカウンター席、2階はテーブル席とインテリアや雰囲気もがらりと変わるので、動画を通してその違いを感じてもらえるのは嬉しいです。SNSに投稿される料理画像が美しいと、作り手の僕たちもとてもありがたいと思えます。動画撮影の際は、ほかのお客様への配慮も忘れず、店の活気ある雰囲気をぜひ切り取ってください
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あくまで一意見となりますので、撮影をする際は、必ず対象のお店に確認の上、お店のルールに従ってください。