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EOS VR Utility

EOS VR SYSTEMを使用して撮影した静止画・動画を180°VR画像へ変換するためのアプリケーションです。

  • 最新のファームウエアにアップデートが必要
  • EOS VR Utilityは静止画および2分以内の180° VR動画作成は無償でご利用いただけますが、2分を超える180° VR動画の作成については有償となります。
    有償版をご希望の場合には、Canon Imaging App Service Plansからお申し込みください。(Canon ID登録が必要となります)

対応機種

EOS R5 C/EOS R5/EOS R5 Mark II/EOS R6 Mark II/EOS C400/EOS C80+RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
EOS R7/EOS R50/EOS R50 V+RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE
EOS R7/EOS R50/EOS R50 V+RF-S7.8mm F4 STM DUAL

  • 最新のファームウエアにアップデートが必要

EOS VR Utilityの特長

EOS VR SYSTEMを使用して撮影した静止画・動画について、以下のことを行うことができます。

  • 最新のファームウエアにアップデートが必要

【静止画・動画確認】

  • レンズの構造上左右逆に記録されている魚眼画像の左右入れ替え・正距円筒変換をしながらの静止画・動画表示。
  • カメラメタデータからレンズ補正(水平補正・視差調整)を適応させ表示。

【VR活用画像変換】

  • VR活用画像への変換処理(左右入れ替え・正距円筒変換)をしてファイルをエクスポート(Oculus Quest2などのHMDで再生可能な180°VR MP4への変換/180°VR NLE編集用に高画質DPX、H264 420 8bit MP4などに変換)
  • カメラメタデータからレンズ補正(水平補正・視差調整)を変換画像に自動付与。
  • 静止画・および2分以内の180°VR動画は無償で活用画像に変換可能。
  • VR画像への電子防振付与が可能。画像情報のみで防振パラメータを算出し、防振結果のプレビュー・エクスポートに対応。
    対象GPU搭載のデバイスで「手ブレ補正」機能をONにして処理が終了するまでの想定時間(参考値)
Windows:Galleria, Core i-7-13700F, RAM 64GB, GeForce RTX 3060
入力形式 ①防振パラメータ生成時間 書き出し時間(従来処理時間) 合計時間
8K 30p HEVC MP4 40秒 5分24秒(実時間の約8.1倍) 2分37秒(実時間の約3.9倍) 8分1秒(実時間の約12.0倍)
8K 30p CRM 38秒 5分10秒(実時間の約8.2倍) 2分41秒(実時間の約4.2倍) 7分51秒(実時間の約12.4倍)
Mac:MacStudio, Apple M1 Ultra, RAM 64GB、出力形式:H.264 4:2:0 MP4 8bit
入力形式 ①防振パラメータ生成時間 書き出し時間(従来処理時間) 合計時間
8K 30p HEVC MP4 40秒 3分7秒(実時間の約4.7倍) 4分14秒(実時間の約6.4倍) 7分21秒(実時間の約11.0倍)
8K 30p CRM 38秒 3分6秒(実時間の約4.9倍) 3分56秒(実時間の約6.2倍) 7分2秒(実時間の約11.1倍)
  • ユーザーのVR形式に応じて従来の180°VR形式に加えて360°VR形式(180 in 360)にも対応。
    “Side by Side”方式以外にも“Top Bottom”方式の360°VRベースNLEでのVR編集も簡単に扱うことが可能。
  • RAW動画用のシャープネスの詳細設定(強さ/細かさ/しきい値)対応。
左上:動画リスト 右上:水平補正・視差調整 左下:動画情報 中央下:動画再生・カット編集/ルックアップテーブル対応
  • EOS VR Utilityは静止画および2分以内の180° VR動画作成は無償でご利用いただけますが、2分を超える180° VR動画の作成については有償となります。
    有償版をご希望の場合には、 Canon Imaging App Service Plansからお申し込みください。(Canon ID登録が必要となります)

EOS VR Utility Version 1.7アップデートによる機能拡張

  • EOS R50がRF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE/RF-S7.8mm F4 STM DUALに対応しました。
  • RF-S7.8mm F4 STM DUALでの電子防振付与が可能となりました。
  • 手ブレ補正時に周辺画像が荒く見える現象を改善しました。
  • 自動水平補正時にチルト/ロールの個別設定が可能になりました。
  • RF-S7.8mm F4 STM DUALの静止画クリップのSpatial Photoへの変換に対応しました。
    • 以下の条件を満たす場合にボタンが有効化されます。トリミングの選択肢は「16:9」「1:1」「3:2」となります。
      • Apple Silicon Mac
      • macOS 14.4以降
      • RF-S7.8mm F4 STM DUAL 静止画クリップ

対応OS・対応言語

<EOS VR Utility 動作環境 対象OS>記録映像を確認可能な構成(シーク、コマ送り操作での確認)
Windows Mac
OS Windows 11/10 64-bit(デスクトップモードのみ) macOS 15/14/13
パソコン 上記OSがプリインストールされているパソコン
(アップグレード機は動作保証外)
上記OSに対応したMac
(アップグレード機は動作保証外)
CPU Intel 第8世代以降のCPU 上記Macが搭載するCPU
GPU NVIDIA社製のCUDA(Compute Capability 5.0以上)およびNVENCに対応したGPU
MP4を扱う場合:VRAM 4GB以上
CRMを扱う場合:VRAM 8GB以上(8K)/VRAM 4GB以上(4K)
ドライバーバージョン:512.59以降
上記Macが搭載するGPU(Built-in含む)
MP4を扱う場合:VRAM 4GB以上
CRMを扱う場合:VRAM 8GB以上(8K)/VRAM 4GB以上(4K)
RAM 8GB以上
ディスプレイ 画面の解像度 1920×1080 ピクセル以上
言語 10言語(日本語、英語、仏語、西語、独語、伊語、中国語(簡体字)、ロシア語、韓国語、 トルコ語)
  • Windowsは、NVDEC 対応の NVIDIA 社製 GPU 使用を推奨
  • 4GB以上のVRAM搭載GPUを推奨(CRMを扱う場合は8GBのVRAMを推奨)
  • AVX2対応CPUを推奨(Windows)、SSE4.1対応CPUを推奨(Mac)
  • Apple Vision Pro向け変換機能の対応OS・デバイスは Apple Silicon Mac、macOS 14.4以降
<EOS VR Utility 奨励環境>4K MP4クリップ/8K CRMクリップを30fpsで再生可能な構成
Windows Mac
OS 必要システム構成と同じ 必要システム構成と同じ
CPU Intel Core i7-12700 2.10GHz 12core Intel Xeon W 2.5GHz 14core以上 Apple M1 Ultra 20core(8K)
Apple M2 Pro 10core(4K)
GPU NVIDIA GeForce RTX 4080(8K)
NVIDIA GeForce RTX 3050(4K)
Radeon Pro Vega 64 内蔵GPU 64core(8K)
内蔵GPU 16core(4K)
RAM 32GB以上(8K)
16GB以上(4K)
32GB以上(8K)
16GB以上(4K)
64GB以上(8K)
16GB以上(4K)
ディスプレイ 画面の解像度 1920×1080 ピクセル以上
  • Windowsは、NVDEC対応のNVIDIA社製 GPU 使用を推奨。ドライバーバージョン512.59以降が必要です。推奨環境を満たしていても、スムーズに再生できない可能性があります。
    Macは、対応GPUが搭載されていないパソコンの場合、処理性能が低下する可能性があります。
  • 4GB以上のVRAM搭載GPUを推奨(CRMを扱う場合は8GBのVRAMを推奨)
  • AVX2対応CPUを推奨(Windows)、SSE4.1対応CPUを推奨(Mac)