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デュアルピクセルCMOS AF EOS 90D

ライブビュー撮影×デュアルピクセルCMOS AF

高性能デュアルピクセルCMOS AF

図:高性能デュアルピクセルCMOS AF

デジタル“一眼レフ”カメラであるEOS 90Dは、“ミラーレス”カメラの特長も併せ持ちます。ライブビュー撮影時、撮像面位相差AFが可能なデュアルピクセルCMOS AFを搭載。瞬時に被写体を捕捉する高速AFが行えます。全画素がAFと撮像の両方を兼ねるセンサーによって実現したAF技術です。

高密度5481点のAFフレーム選択ポジション

図:高密度5481点のAFフレーム選択ポジション

AFエリア任意選択時は、最大5481ポジションのAFフレーム選択可能ポジションから、任意の位置を指定可能。きめ細かいピッチで滑らかに測距点が移動可能です。被写体をピンポイントに測距しやすくなるため、被写界深度が浅い撮影でも、狙い通りにピントが合わせられます。

  • AF領域が約80%×約80%となるレンズでは、3773ポジションとなります。

測距エリアは最大横約88%×縦約100%

図:測距エリアは最大横約88%×縦約100%

測距可能エリアは、約88%(横)×約100%(縦)の広範囲を実現。画面の隅に被写体を配置するような構図でも、高速・高精度なAFが可能に。DIGIC 8の高速処理能力を活かし、高い被写体捕捉能力、測距精度を発揮します。

  • 測距可能エリアは使用するレンズやアスペクト比などの設定により、 約80%×約80%になります。
  • アイコン:AFエリア 赤線対応レンズ:EFレンズ(現行製品。一部、非対応のレンズあり)、エクステンダーEF1.4× III/エクステンダーEF2× III使用時。
    • マスターレンズに準じます。
  • アイコン:AFエリア 青線対応レンズ:EFレンズ(現行製品以外)、EF-Sレンズ(一部、対応のレンズあり)、その他のエクステンダー使用時。
    • マスターレンズに準じます。
    • 以下のレンズにおいて、測距可能エリアは、横:約80% × 縦:約80%となります。
EF15mm F2.8 Fisheye EF24mm F2.8 EF28mm F2.8
EF35mm F2 EF50mm F1.0L USM EF50mm F1.8
EF50mm F1.8 II EF50mm F2.5 Compact Macro EF100mm F2.8 Macro
EF135mm F2.8 Softfocus EF200mm F1.8L USM EF200mm F2.8L USM
EF200mm F2.8L II USM EF300mm F2.8L USM EF300mm F2.8L IS USM
EF300mm F4L USM EF400mm F2.8L USM EF400mm F2.8L II USM
EF400mm F2.8L IS USM EF400mm F4 DO IS USM EF500mm F4L IS USM
EF500mm F4.5L USM EF600mm F4L USM EF600mm F4L IS USM
EF1200mm F5.6L USM EF8-15mm F4L Fisheye USM EF16-35mm F2.8L USM
EF17-35mm F2.8L USM EF20-35mm F2.8L EF20-35mm F3.5-4.5 USM
EF22-55mm F4-5.6 USM EF24-70mm F2.8L USM EF24-85mm F3.5-4.5 USM
EF28-70mm F2.8L USM EF28-70mm F3.5-4.5 EF28-70mm F3.5-4.5 II
EF28-80mm F2.8-4L USM EF28-80mm F3.5-5.6 EF28-80mm F3.5-5.6 II
EF28-80mm F3.5-5.6 USM EF28-80mm F3.5-5.6 II USM EF28-80mm F3.5-5.6 III USM
EF28-80mm F3.5-5.6 IV USM EF28-80mm F3.5-5.6 V USM EF28-90mm F4-5.6
EF28-90mm F4-5.6 II EF28-90mm F4-5.6 III EF28-90mm F4-5.6 USM
EF28-90mm F4-5.6 II USM EF28-105mm F3.5-4.5 USM EF28-105mm F3.5-4.5 II USM
EF28-105mm F4-5.6 EF28-105mm F4-5.6 USM EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
EF28-200mm F3.5-5.6 EF28-200mm F3.5-5.6 USM EF35-70mm F3.5-4.5
EF35-70mm F3.5-4.5 A EF35-80mm F4-5.6 EF35-80mm F4-5.6 II
EF35-80mm F4-5.6 III EF35-80mm F4-5.6 PZ EF35-80mm F4-5.6 USM
EF35-105mm F3.5-4.5 EF35-105mm F4.5-5.6 EF35-105mm F4.5-5.6 USM
EF35-135mm F3.5-4.5 EF35-135mm F4-5.6 USM EF35-350mm F3.5-5.6L USM
EF38-76mm F4.5-5.6 EF50-200mm F3.5-4.5 EF50-200mm F3.5-4.5L
EF55-200mm F4.5-5.6 USM EF55-200mm F4.5-5.6 II USM EF70-200mm F2.8L IS USM
EF70-210mm F3.5-4.5 USM EF70-210mm F4 EF70-300mm F4-5.6 IS USM
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM EF75-300mm F4-5.6 EF75-300mm F4-5.6 II
EF75-300mm F4-5.6 III EF75-300mm F4-5.6 USM EF75-300mm F4-5.6 II USM
EF75-300mm F4-5.6 III USM EF75-300mm F4-5.6 IS USM EF80-200mm F2.8L
EF80-200mm F4.5-5.6 EF80-200mm F4.5-5.6 II EF80-200mm F4.5-5.6 USM
EF90-300mm F4.5-5.6 EF90-300mm F4.5-5.6 USM EF100-200mm F4.5A
EF100-300mm F4.5-5.6 USM EF100-300mm F5.6 EF100-300mm F5.6L
EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM EF-S17-55mm F2.8 IS USM EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
EF-S18-55mm F3.5-5.6 EF-S18-55mm F3.5-5.6 II EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM
EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
EF-S55-250mm F4-5.6 IS

自動選択時AFエリア最大143分割

図:自動選択時AFエリア最大143分割

[顔+追尾優先AF]時は、自動選択時AFエリア分割数最大143分割(13×11)で被写体を捉えます。被写体を検知した場合は、被写体に合わせてAFフレームが細かくスムーズに追尾。動く被写体も、広範囲なAFエリアを使って快適に捉え続けることができます。

  • AF領域が約80%×約80%となるレンズでは、99分割となります。

瞳AF

ライブビュー撮影時の瞳AF
図:瞳AF

被写体の瞳を検知してAFする[瞳AF]を搭載。ライブビュー撮影時、動画撮影時のどちらにも対応し、動き回る被写体(人物)の瞳を追尾します。ピントを合わせにくい人物の瞳に対しても、すばやく合焦、自動でフォーカスし続けます。またピントをもう一方の瞳に合わせたいときは顔選択フレーム内の瞳をタッチして選択、あるいはマルチコントローラーでAFフレームを任意で移動することも可能。被写界深度が浅い状態でも、瞳へのフォーカスが合わせやすくなりました。

  • AF方式が[スポット1点AF][1点AF][ゾーンAF]に設定されていると[瞳AF]は使えません。瞳とカメラの距離が同程度の場合は、画面中心に近い方の瞳を選択します。

スポット1点を追加。ライブビュー撮影のAF方式

顔+追尾優先AF
図:顔+追尾優先AF

人の顔を検知してAF。顔が動いたり、横顔になったりしても追尾。液晶モニター上の被写体(顔以外でも)へのタッチで、そこに追尾し続けます。

  • 画像はイメージです。
スポット1点AF
図:スポット1点AF

1点AFよりもさらに小さいのフレームでフォーカスが可能。

1点AF
図:1点AF

ピントを合わせたい1点へのタッチで、AFフレームが移動してピント合わせ。狙った被写体にピントを合わせたい時に。

ゾーンAF
図:ゾーンAF

最大35点の広いエリアでピント合わせ。応用撮影ゾーンでは、そのエリアを9つのゾーンに分けてピント合わせも可能。

被写体追従特性

図:被写体追従特性

被写体を追従するためのAF動作を3つのパラメーターでカスタマイズ可能です。[被写体追従特性]※1では、被写体の動きに対して[粘る⇔俊敏]の間を5段階で設定可能。さらに[速度変化に対する追従性][測距点乗り移り特性]を調整することで、被写体の速度や方向が急変するシーン、複数の人物が交錯するシーンなど、さまざまな状況に対応できます。

  • ※1
    動画サーボAF時は、応用撮影ゾーンで[1点AF]を選択している時のみ設定可能です。
  • ライブビュー撮影時は応用撮影ゾーンの時のみ設定可能です。

高速連写

最高約11コマ/秒 高速連写

ライブビュー撮影時、メカシャッターで最高約11コマ/秒の高速連続撮影を実現。サーボAFで 最高約7.0コマ/秒(電子シャッター使用時)を達成。鉄道や飛行機、野鳥、スポーツなど、連続的な動きの中にある決定的瞬間を捉えるチャンスが拡大します。

  • 高速連続撮影時の連続撮影速度は、電源の種類、電池残量、温度、ISO感度、フリッカーレス撮影、シャッタースピード、絞り数値、被写体条件、明るさ、レンズの種類、ストロボ使用、撮影機能の設定などの条件により低下することがあります。
図:最高約11コマ/秒 高速連写

3つのシャッター方式

メカシャッター

最高シャッタースピード1/8000秒に設定可能。高速で動く被写体でも、ローリングシャッター歪みのない撮影ができます。

電子先幕

電子先幕により小さな振動を排除。カメラブレを極力抑えた鮮鋭な画像に。最高シャッタースピードは1/8000秒。

電子シャッター

最高シャッタースピード1/16000秒に設定可能。シャッター音が発生しないので、静けさが求められるシーンに便利です。

  • 絞り/フォーカスレンズ駆動音、電子音、ミラー駆動音などは発生する場合があります。
  • ドライブモードが[高速連続撮影][低速連続撮影][セルフタイマー:連続撮影]のときは設定できません。

シーンインテリジェントオート時、ライブビュー撮影時、AIフォーカスAFでワンショットAF/サーボAFを自動切り替え

ピントを「ワンショットAF」で合わせた後に、被写体が動きはじめると、自動的に「サーボAF」に切り替わり、被写体を追いかけます。

図:ワンショットAF/サーボAFを自動切り替え

低輝度撮影

低輝度撮影限界性能は、EVー5を達成

作例:EV-5

暗闇に近いような低輝度の状況下においてもピント合わせが可能に。低輝度合焦限界性能はEVー5を実現しました。光学ファインダーでは状況の確認が困難な場合も、ライブビュー撮影に切り替えれば、肉眼で見えにくい被写体も鮮明に映し出され、快適に撮影することができます。

  • キヤノン試験基準による(静止画撮影時・F1.2・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100)。低輝度環境での撮影時は、ライブビュー表示のフレームレートが下がることがあります。

マニュアルフォーカス

繊細なフォーカスを可能にするMFピーキング・MF拡大表示

マニュアルフォーカス撮影時、ピントが合った位置を色付け(青/赤/黄から選択可能)して表示。静止画・動画撮影時ともに表示を5倍・10倍に拡大できるので、より繊細なフォーカスが可能です。

ピーキング(赤)
図:MFピーキング
拡大表示
図:MF拡大表示