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撮影サンプル ストロボ スピードライト 430EX III-RT一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ

「バウンス撮影」で、やわらかく自然な明るさに

発光部が上90°、左150°、右180°に回転するので、ストロボ発光部を被写体に直接当てるのではなく、天井や壁に向けた発光が可能。反射させることにより、光がやわらかくなるほか、被写体と背景の両方を明るくすることができます。

撮影サンプル:[ストロボを天井に向けて発光]全体に光がまわり、明るく自然な仕上がりに。/[内蔵ストロボを発光]背景に強い影が出てしまっている。/[ISO6400でストロボ非発光]被写体が思うように明るくならない。

「キャッチライトパネル」で生き生きとした表情に

キャッチライトとは、人物の目に映し込ませる光のこと。本体に内蔵されているパネルを引き出して撮影すると、パネルに反射した光が被写体の目に映り込み、目を輝かせることができます。距離によっては、被写体の顔全体を明るくする効果も。

撮影サンプル:[キャッチライトパネルを使用して発光]目にキャッチライトが入り、顔全体も明るい印象に。/[カメラの内蔵ストロボを発光]顔に強く光が当たり、不自然な仕上がりに。/[キャッチライトパネルなしでバウンス発光]顔に光がまわらず、目に輝きがない。

「バウンスアダプター」で、さらに自然な仕上がりに

付属のバウンスアダプターSBA-E2を装着して撮影すると、バウンス光に加え、サイドに拡散させた、よりやわらかい光を被写体に当てることが可能です。キャッチライト効果も期待できます。

撮影サンプル:[バウンスアダプターを装着し天井に向けて発光]正面からも光が当たり、明るく自然な仕上がりに。/[バウンスアダプターなしでバウンス発光]光がまわりきらず、首の下に影が発生。/[内蔵ストロボを発光]肌の立体感がなくなっている。

「カラーフィルター」で背景もキレイに撮る

白熱電球(タングステン)照明下でストロボ撮影を行うと、被写体と背景の色が異なって不自然な写真になることがあります。付属のカラーフィルターSCF-E2を装着して撮影すると、被写体と背景の色が近づき、どちらも自然な色合いで撮影できます。

撮影サンプル:[カラーフィルターSCF-E2を使用して発光(ホワイトバランス:色温度設定もしくはマニュアル)]カラーフィルターで背景と被写体の色味をそろえたあと、撮影者の好みの色合いに調整することが可能。/[カメラの内蔵ストロボを発光]手前の色味(白)と背景の色味(オレンジ)が異なっている。/[ISO6400でストロボ非発光]手前と背景の露出に差があり、手前が暗くなっている。

「ハイスピードシンクロ」で逆光でも明るく撮る

逆光シーンでは内蔵ストロボでも被写体を明るく撮影できますが(日中シンクロ撮影)、カメラ側のストロボ同調速度が決まっているため、シャッター速度を速められず、あまり背景をぼかせません。外付けストロボなら、同調速度に関わらず高速シャッターが使えるので、絞りを開いて背景を思い通りにぼかすことができます(ハイスピードシンクロ)。

撮影サンプル:[ハイスピードシンクロで撮影]人物を明るくしながら、背景もぼけ、被写体が引き立っている。/[内蔵ストロボで撮影]背景がぼけず、被写体が引き立たない。/[ストロボ非発光]逆光で人物が暗く写ってしまっている。

「ワイドパネル」で隅々まで光をまわす

通常、超広角のレンズを装着してストロボ撮影を行うと、画面の周辺部が暗くなります。ワイドパネルは光を拡散させ、広い画角をカバーすると同時に、よりやわらかく均一なライティングを可能にします。

撮影サンプル:[内蔵ワイドパネルを使用して撮影]画面の隅々まで光を当てることができている。/[ワイドパネルなしで発光]ストロボ光がまわらず、画面周辺が暗くなっている。

「電波通信多灯撮影」で、光を高度に操る

主光源となる1灯に加え、複数の補助光を加えることで、「影を消す」「陰影をコントロールする」「背景の雰囲気を描写する」など、より緻密な写真表現が可能になります。

撮影サンプル:[ストロボを4つ使用] 画面全体に、均一な光を照射できている。/シチュエーション/[内蔵ストロボのみ発光] 手前にした光が届かず、強い影が発生してしまっている。