被写界深度(ひしゃかいしんど)
ピントの合う範囲のことを被写界深度という
被写界深度とは、ピントの合う範囲のことで、広角レンズほど深く、望遠レンズほど浅くなります。ただし、広角、望遠に関係なく絞りを絞り込んで撮影すれば被写界深度は深くなります。 たとえばF2.8よりF11のほうが被写界深度は深くなります。広角レンズを使ってF11くらいに絞り込んで被写界深度を深くして、パンフォーカスで撮影したり、マクロレンズを絞り開放のF2.8で撮影して、浅い被写界深度を活かして花を背景から際立たせたりします。
作例写真の写真1は、被写界深度を浅くするために絞り開放F2.8で撮影したので、背景から被写体が浮かび上がりました。写真2は被写界深度を深くするためにF32まで絞り込んだので、ピントの深い図鑑的な写真に仕上がりました。
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
簡単にプロっぽい写真に!すぐに真似できる「子どもの撮り方」3Tips子どもとの写真に素敵に残せるおすすめの撮影方法とは? EOS R50を使って、親子セルフィーで人気のママフォトグラファー・Makiさんに撮影のヒントを教えていただきました。
-
PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION第一線で活躍する写真家たちが捉えた美しい瞬間を、美しいままに保存する、展示作品レベルの写真集。Vol.11は、戸塚学『SOAR HIGH』。
-
#01~#10 ダイジェスト版なぜ写真をプリントするのか。#01~#10をまとめたダイジェストMOVIE
-
国宝・中空土偶カックウと“縄文愛”でつながる函館の人々世界文化遺産登録で注目度が上昇中!「縄文」の魅力を函館の人々に伺いました。写真家・中西敏貴さんがEOS R6 Mark IIで撮影した写真とともにご覧ください。